ワールド極限ミステリー。タイタニック沈没。レオナルド・ディカプリオのタイタニックの映画は私の中で永遠の名作の話

前話: 落ち込んだ時は好きなことをする。
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   【ローズお前が死ね】と言い放つ観客が、私の目の前の座席に座っていた。


 私は高校生で、なけなしのお小遣いをはたいてバスで1時間かかる映画館まできて観ている。ド田舎村娘だから、感動しているのに、物凄い発言が耳に入ってきて、レオナルド・ディカプリオのファンだとわかるけど、その暴言でレオ様も真っ青だよ。

 確かに、ローズは、お金持ちのお嬢様で、挙句に婚約者がいて、ジャックというイケメンからもモテるから恵まれまくっているようにもみえる。

 けど、籠の中の鳥だった。

お金もあって、何不自由なく傍からみえても、彼女は【不自由】だった。

 幸せというのは
【本人が心が満たされている状態】を【幸せ】という。

心が満たされてないなら、それは幸せではない。

 ローズは、お金を稼ぐ婚約者がいて、未来も安定、安泰。

 だけど【自分で選択する自由がない】

 自分の好きなことを、やると全否定する母親が常にそばに居る。

 母親がいうのは、自分の幸せで、娘の幸せのようなことをいうけど、結局自分の幸せばかりを娘に押し付けていた。

 ジャックは、それを救おうとする。

 ジャックは、【考える】ようにローズへ促していく。

 自由になれ!
そして俺のところへ

【おまえの意思で来い】という。





 惹かれあい、結ばれて、一時の幸せが訪れるけど、タイタニック沈没により、2人は永遠の別れを迎える。





 だけど
最後に【老婆まで生きたローズが老衰したのちに夢で会うのは最愛のジャック】なのだ。

 私は何度も泣いた。

 一途に思い続けること。
 それがそのとき結ばれなくても
必ずいつか結ばれると信じること。

 ローズを愛し、自分の命よりもローズを守り抜いたジャック。
 ジャックの想いを受け継ぎ
ジャックのぶんまで生き延びて、死後、愛する人のもとへ、いくローズ。

  本当に大好きな人と
結ばれてよかったと、思う。
 【両想いは奇跡】

 タイタニック沈没のような悲劇が起きないといい。

 たった1人の大切な人に
人生のなかで逢えることは、奇跡。

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