イヤでも身につく”使える英語力“ 1.2 大学側と学生の意識、その意識調査結果

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講義後に私が学生さんに課した課題は二つでした。一つが「尾道大学を国際化する方法」というものでした。そして他の一つが「できるだけ安く、商品・技術・サービスを認知してもらう方法」でした。

その一つ目の課題の出題意図は尾道大学が現在(2011年当時)あまり国際化されておらず、その現状と実情を私も含めてより多くの関係者が認知する目的と学生の就職活動の面からも大学の国際化のために学生が各自でどのような考え、意識を持っているかを私が知るという目的でした。そして関係者全員がその結果を認識して就活力のある学生に育ってもらう大学にする方策を探る一助にすることでした。

 2011年の尾道市長の年頭挨拶では尾道大学の国際化に言及されています。しかし、大学生の持っている大学国際化の現状への評価は決して高いものではありませんでした。

①尾道大学には米国ポートランド州立大学への留学生制度が最近設置されたが質、量ともに学生を満足させていない。

②大学では英語による日常授業の体制がない、英語で授業できる先生がいない?

③大学では教授、学生ともに外国人がおらず実用英語使用の機会がない、キャンパスの国際化は未成熟?

などが指摘されていました。

一方で学生自身の認識は

①これまでの学校英語、受験英語学習方法では就職活動に役に立つとは思っていない

②現在の英語力に満足してない

③英語への苦手意識が抜けない

④社会に出てから要求される英語力への対応が必要

などであり、大学側に対する要望は多く、自身の現状にも満足しておらず、勉強方法への工夫も少なく、差し迫っている就職活動開始と就職戦線での大きな不安が交錯しているように感じました。

写真データ、写真資料は以下のサイトを参照下さい。

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