パンをふんだ娘。アンデルセン

前話: 魂まで売らない。ついていく人を選び、友人を選び、恋人を選び、付き合う人をCHOICEしていくことで、自信がつくし足も救われない。
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その祈りは聞き届けられ、インゲルは灰色の小鳥に生まれ変わる。そして、インゲルはどんな小さなパン屑であっても粗末にせず、他の鳥に分け与えた。そして、灰色の小鳥が他の鳥に分け与えたパン屑の量があの時に踏んだパンと同じ量になった時にインゲルの罪は許され、長い苦しみから解き放たれて天国へ召されたのであった。
1部引用。
 インゲルは、奉公先でお土産にパンをもらい自宅へもどる途中、水溜まりのうえをとおるのにパンをおいて、踏んで通ったことで、傲慢さゆえに、地獄へおち、

 【ふんだパンと同じ量のパンくずを集める】ことになる。

  私も
若い時、20代前半に、異性にモテたうえに異性にまるで興味なく、無神経に、思いやりのない言葉と行動で、振ってきた。

それこそ傲慢さだった。

 いまなら、わかる。

そののちに、私は恋愛して付き合った彼氏に振られることで、大好きな人から拒絶される、振られる痛みを知った。

  それでも、その彼氏は、浪費家でどうしようもないやつだけど、振り方は、思いやりがあった。だから、恨んでいない。

 【人間性】が出る。
【断る時に】


拒絶したり、断る時、振る時

それは、絶対に避けては通れない。

相手の人生がかかっていて、
【自分は関係ない】​と、言えない。

こちらが思っていなくとも、好意をもち、誠心誠意、告白してきた場合

私も誠実な対応のひとつとして
【気持ちに応じられない場合は断る】ようにしている。

 私も断ること
縁を終わらせることがとても苦手で、避けたい。

だけど、私は信じてる。
【本当に縁があるなら断っても続く】と。

 私は、自分が一番好きな人と結ばれず
2番手と恋愛して、結婚するのは、自分の自信のなさもあるけど

 若い時の自分のした事の
【報い】もあると思う。

そろそろ、私もパンくずが溜まる。

パンをふんだ娘が天国に召されるように、神様に罪を赦される瞬間が、くる。

 そうしたのちも

【思いやり】を私は二度と忘れない。

人として。

最後に残るのは
【思いやりという名前の人間性】だと、本気で思う。

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Spoon SAYAとは。警備員した宝塚俳優のような中性的な声をした乙女ゲームのイケメンのように隙あらば口説きセリフの出るオモカテの話

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