息子たちへ。
次話:
開き直る。
もしも私がコロナで死んだら
強く生きなさい。
震災や地震である日突然、この世から
姿を消す時が来ても
泣いてもいい
悲しんでもいい
でも泣いたあとは
涙を拭いて立ち上がれ。
お母さん、ずっと
見守るから。
乳癌で死ぬかもしれない
病気で死ぬかもしれない
事故にあうかもしれない
だから
お母さんと一緒に過ごす時間を
忘れないでね
ただ思うのは
イジメにあって自殺しようとした私が
アラフォーになるまで生きて
息子まで出来たことは
幸せです。
喧嘩をしたり、人を好きになったり、嫌いになったり、生きていても別離すればそれは会えないし、連絡もとれない。
それでも私は
出逢えた全ての人に感謝する。
人生のエンドロールは
きっと笑っている。
いろんなことがあったけど、辛いことも苦しいこともあったけど
楽しかったなぁって。
めちゃくちゃ楽しかった!みんなまたね!って
きっとそういって私は幕を引く。
まだ死なないけどね。
死ねない。
まだやることがある。
そして息子が大人になるまで
どんなに大変でも
傍にいるよ
あなたの親御さんの人生を雑誌にしませんか?
著者の館花 琴音さんにメッセージを送る
メッセージを送る
著者の方だけが読めます