1か月しか経っていない・・story8

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GWが終わった

普通の生活が戻っている

GWが終われば少しは楽になれるかと思っていた

とんでもない

普通の生活は今までmと過ごしてきた日々そのもの

朝起きて駅まで送って仕事に行きmを迎えに行って夕食作って・・

一番この生活を共に過ごしてきたんだった・・

当たり前の日々のスタイルが今日から無い

朝起きても仕事の用意をしても全て1

GWさえ終われば・・なんて思ってきたのに

苦しさは違う形で私を苦しめる

苦しい

あの幸せだった日々が2度と戻らない

心が壊れそう

1人が怖い

手を握りたい・・mの手を握りたい

 

私はこれから新事業を始める矢先・・

このままで本当に出来るのか

やるべきことが沢山あるのに心が付いていかない

この事業もmはサポートしていく予定だったのに

今日はその事業の本部に行かなければならない

その本部地域がまたつらい

 

以前、研修があり朝のラッシュを考えて私はビジネスホテルを取った

mの職場も同じ圏内だった為ビジネスホテルに一緒に連泊した

家ではない場所からお互い仕事に行き家でない場所にお互いもどる

なんか新鮮でとても楽しかった

mも同じように感じていたようで2人で不思議な旅行気分を味わった

ちょうどお花見のシーズンだったこともあり近隣の夜桜を見て回った・・

1か月前のことなんだ・・

ちょうど1か月前のこと・・

だから今日その地域に行くのが苦しい・・・

1か月前は幸せだった場所にいくのが苦しい

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あの日以来初めてのベッドの夜 story9

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