初めてのTATOO story29

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1か月前の今日の朝8時

私はmと車で私の家から一番近い駅に向かった

mはその駅から仕事へと向かう

いつものように

「気を付けてね、行ってらっしゃい」

「うん、ありがと 行ってくるね」

そう言うと私たちはいつものように車の中でキスをしてmは車から降りて行った

お互い手を振って・・・

いつものように・・・・・

この「いつものように」ってなんて幸せな言葉なんだろう

私は当たり前のように感じて、当たり前のように見て、当たり前のように行動してきた

そう・・いつものように

その事が、その「いつものように」がこんなに愛おしく幸せだったことに今、気づいた

「いつものように・・・」

今はそれをしたい・・

 

私は痛みに弱い

痛みと言っても注射とか外科的な処置がとても嫌いで採血なんかでも大騒ぎする

そんな私がこの度TATTOを入れた

左の腕に・・

Our star is there forever 44.428

“ 私達の星は永遠にそこにある ”出会った日 そしてmがこの世を去った日

一生消えないのはわかっている

でも一生消えて欲しくなかった

私はmとの出来事を一生忘れずにいたい、いい意味でも悪い意味でも

それを私の身体に刻みたかった

不思議と・・・痛みを愛おしく感じた

 

いつものようにが消えた今・・・

私の全てが変わり始めている

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