最低な男だけど・・絶対に違う・・story41

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6月8日

 

今日mと私の色々な流れを一番知っている友達に会いに行った

あれ以来だ・・

前mに他に付き合っているであろう女性が発覚した時に話に来た時以来

その友達は海の近くに住んでいる

あの時に見た海と同じ海なのに今日見た海は全然違う海に見えた

海を見た途端・・・涙が止まらなくなってしまった

今回の事を2人の友達に話したけど・・・2人共、同じことを思っていた

その2人の友達は全く共通点がない友達だ

1人は20年くらいの付き合いで、もう1人は6年ぐらいの全く違う場所で知り合った友達

その共通点がない2人の私の友達が同じことを思っていた・・・

実はmが生きている・・・と・・・

みんなそう思うのだろうか

この状況でそう思うのだろうか・・・

私から逃げる究極の手段を使っていると思っている

mは・・mはそんな人間ではない

なんて言ったらいいのか分からないけど・・違うんだ

もし私から逃げたいのなら絶対にこんな形を取らない

mをかばうわけでも、美化しているわけでもない

そんな人間じゃないんだ・・・mは・・私にはわかる

確かに他人から思えば「最低」「卑怯」「嘘つき」・・・ひどい人間をたとえて言う言葉を全て使ってもいいくらい残忍な男でしかない

やってきた事実を思えば私もmという人間をとても残念に思う

でも・・でもこんな形で逃げたりしない

絶対に 絶対と言い切れる

確かに生きているなら・・・なんて思うとそれがいい

生きていてほしい・・たとえ会えなくても

この世に存在するならその方が断然いい

でも・・・確かに・・確かにmは死んでしまったんだって・・・

もう2度と会えない人なんだって・・・

でなきゃ帰ってきてるんだmは・・

私のところに・・絶対に・・mはそういう人間なんだって・・・

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頭の中の私の情報 story42

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