#1【不登校が僕の人生を変えた話】~予選1回戦負けの弱小校から、東京都ベスト4へ導いた中学時代。~ 28

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「私の小学生の身長はいくつでしょう?」


正解は【178cm】です。※本当です。


バスに乗ると、子供料金で払ったら怒られたり、

とあるお店で

「どういった会社にお勤めですか?」

「小学生です」

「え?」

という会話もありました。


中学へ入学した私を待っていたのは、バスケ部、ラグビー部、柔道部からの熱烈なオファー。

あんな経験二度とできないくらいモテモテでした。(男の先輩方に)


小学生の時に少しだけバスケをやっていたこともあり、

迷わずバスケットボール部へ入学。


とにかく運がよかったと思う。

入学した学校(私立の中高一貫)は部活に力を入れているわけでもなく、

一年生のころから先輩の試合に出させてもらっていました。


ただ、公式戦では勝てたことがありませんでした・・・

一勝もできませんでした。全敗です。


そして中学2年の夏、先輩方が卒業し、自分たちの代になります。


無敗の強豪校へ

先輩の試合に出させてもらっていた僕らの代、そして

小学校からバスケットボールをずっとやっていたスーパールーキーの登場で

僕らのチームは無敗の常勝校へと変わりました。


今まで一回戦負けしか経験していない予選大会。

冬に行われる新人戦予選で、なんと優勝

いきなりの快挙です!

初めての東京都大会進出です。


「東京都大会」では各地域から勝ち抜いてきた強豪校たちと戦います。

一回戦、二回戦、三回戦そして準々決勝を勝利で納めました。


そして、東京都大会の''準決勝''の舞台に私たちはいました。

昨年まで予選の一回戦負けだった無名校がそんな大舞台まで来たのです。


相手は全国大会常連の超強豪校。

結果はボッコボコにされました。見事なまでのぼろ負け。


ただ初めて全国レベルのバスケットボールを感じ、興奮したのを覚えています。


代表選抜、全国大会、そして震災。


新人大会で無名校が東京都でベスト4になったことは話題となりました。


当時身長が182まで伸びたこともあり、

運よく私は東京都選抜に選ばれました。


周りは準決勝で戦った全国レベルの彼ら、中学生で190超えの選手たち・・

この選抜メンバーで、春の3月に各都道府県の代表と全国大会で戦います。

「国体中学生版」のようなものですね。


「僕はこんなレベルの選手なんだ。」と思ったのを覚えています。


今思えば、私のレベルは周りの彼らとは程遠かったですが、

ただ当時の僕は、「東京都の代表選手として、各都道府県と戦う。俺すごい」としか思ってません。天狗状態です。


しかし、その年の2011年3月11日に東日本大震災が起きたのです。


僕らの全国大会は中止になりました。代表の彼らとろくに練習もできませんでした。

僕に残ったのは、「全国大会の経験」ではなく

「幻の東京都選抜」という肩書のみ。


今振り返ると、ここで試合ができていれば、少しでも自分の本当の実力や立場がわかっていたんじゃないかと思います。


怪我、引退。そしてスポーツ推薦へ。


以前の新人大会で、ベスト4となった僕らは春の大会で注目されていました。

予選でも第一シードをもらい、なんなく予選突破。優勝。

「東京都選抜」「二大会連続予選優勝」

天狗になるには十分でした。

春の東京都大会でも当然ベスト4以上を狙っていました。


しかし、本選一回戦の試合中で私は右肩を脱臼してしまいます。

救急車で運ばれ、治療。

病室でその後に「一回戦敗退」という話を聞きました。


悔しくて泣いたのを覚えています。


引退がかかった最後の大会はわずか一か月後でした。

予選には間に合いませんでしたが、

結果的にギリギリ予選ベスト4で東京都大会へチームは進出しました。


肩は万全でないものの、テーピングを巻き、ボロボロな状態で東京都大会に臨みました。


一回戦を通過し、二回戦です。

相手は、同じ東京選抜選手が二人いるかなりの強豪校です。


選抜としても仲が良かった彼らと試合をできるのが楽しみでした。


ただ結果はぼろ負け


いろんな感情が脳裏に浮かびました。


「怪我さえしてなかったら。」

「全国大会がなくならなったら。」

「もっとハイレベルで戦いたい。」

「俺の実力はこんなもんじゃない。」 


引退が決まり涙を流す僕に、対戦相手だった友人から

『お前、高校どこいくの?』

と聞かれました。


私は中高一貫の私立中学だったので、

進学に関して考えたこともありませんでした。


そんな彼から『同じ高校のスポーツ推薦受けてみないか』

と言われます。

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#2【不登校が僕の人生を変えた話】~スポーツ推薦で入学するということ~

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