愛する人の死とは・・story58

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もう少しでmに会わない時間を過ごして2か月が経とうとしている・・

あっという間だ

そんなに会わないでいるんだな

以前は会えないことが辛くて1日会えなくても会いたくなってしまっていたのに

平気なわけではないけど・・

仕方ないと言う思いがしっかりと私の身体に入り始めているような感じがする

「死んでしまったら会えないのは仕方ないと・・・」

 

死ってなんだろう・・

人が死ぬって何なんだろう

最近これをよく思う

死ぬという言葉は理解できるけど・・考える事も話す事も見る事も何も出来なくなってしまう

この世から消えてしまう・・・

儚すぎる・・それはとても残酷だ・・

残された者には本当に残酷な毎日が待っている

mは死ぬときに瞬間に私の事を思い出してくれたのだろうか

それともただただ・・息をしなくなったのだろうか・・

mのその瞬間を思うと恐怖だしとても孤独だ・・

mが息をしなくなったのが日中だったらきっとまだmは生きていられた

救急治療を施せたはず

でも皆が寝静まっている明け方・・・

なんでそんな時間を選んでその瞬間が来てしまったのだろうか

mがその時間を選んだのだろうか

苦しくて悩みぬいて出したmの答えがこの明け方の瞬間だったのだろうか

もう生きるのが苦しくなってしまったのだろうか

残酷な生活を残された私はこの先どうやって生きていくか分からない

以前のような笑顔を出せる自信も今はない

毎日mの事を思いただただ生きているだけだ

今は、これが私にできる精一杯

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