生き残る残酷な私の人生 story59

前話: 愛する人の死とは・・story58
次話: 思い出に変わるとき story60

626

 

 

またしてもmとの夢を見た

相手はmではなかった気がするが、会話の内容の相手はmだった

2人が大好きなドライブに出かけて・・

同棲していた私のこの部屋の周りに近所の人がわちゃわちゃしていて・・

夢だけに内容が意味不明だ

でも・・夢の中でmに尋ねようとしている私がいた

どうしてもどうしても聞きたかった事だ・・

mの死と同時に知った事実「mは結婚していた」という事実

これをどうしても聞きたいと夢の中の私は思っていた

でも夢の中でもその時は訪れず目が覚めてしまった

結婚しているのにどうして私と同棲できるの?

結婚しているのになんで私と一緒にいるの?

結婚しているのになんで?

聞きたい

どうしても聞きたい・・

私はmが全てだった

この先もずっとずっと一緒に生きていけると信じていた

mが私を看取ると思っていたのに・・

私が残されてしまい看取ることも葬儀に出る事も最後のお別れをすることもなく終わってしまった私達・・

残酷な日々に押しつぶされそうになりながら毎日過ごしている私

この先、今は真っ暗で

前向きな考えなんて浮かばない

mがいない人生を考えていなかった私は突然孤独に襲われて・・

生きる事は残酷だ・・

著者のRie Akiyamaさんに人生相談を申込む

続きのストーリーはこちら!

思い出に変わるとき story60

著者のRie Akiyamaさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。