4浪して獣医師になった私の開業物語2

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開業することは決めていた

大学生のころから開業することが目標だった。
ただ、その目標は非常に漠然としていて計画すらどうやって立てればよいのかわからなかった。
勤務医を数年やって経験を積んで銀行に行けばお金を貸してもらえる。。。
やはり知らないということは恐ろしい。
「職業は獣医です、〇年修行しました。開業したいので開業資金を貸してください。」
って、言ったら「はいどうぞ」的に貸してもらえると思っていた。
馬鹿としか言いようがない状態だった。
ただただ、何の根拠も知恵もなく「開業する」という夢だけを描いた、まさに絵に描いた餅状態だった。

女性起業家セミナー

子供が生まれてからは獣医師の仕事は時間的に難しかった。私が勤務医だった20年近く前は、17時に帰るパート獣医師ってあり得なかった。
女性が獣医師でい続けること、職場を産休で離れてまた復帰することは考えないほうが普通だった。
子供がよちよちの間は獣医師の仕事から離れた。短時間でできる仕事を見つけやっていた。
でも、開業するという目標は変わらず持っていて、子供たちを保育園に預けることができるようになったらもう一度計画をしよう。
漠然とそんなことを考えていた。
そんな時ふと目に入ったのが、
「女性起業家セミナー」
開業することの心構え、開業資金調達、事業計画書、などなど。開業するにあたってわからないことを教えてくれるという。ありがたいことに受講費用は数千円だったと思う。
追加料金をお支払いすれば同じ施設内に準備された託児所に子供を預けることができたので、行くことにした。
このセミナーで、様々なことを勉強したが具体的に事業計画書を書こうと思った時に、私の開業という目標・夢はあまりにも漠然としていることに気付いた。
具体的でもないし、客観的でもない、数字にできない
ないない尽くし。
第1関門かなり高しの状態だった。

協力者なし

このセミナーで講師の先生が言いました。
『「開業します。協力してください!よろしくお願いします!」
と言える相手が100人いますか?100人いればおそらく開業して、軌道に載せることができるかもね。
どうですか?いますか?100人いるという人~!!!!』
ちらほら手が上がった。
まじか。。。2人くらいしかいない。なんで協力者が100人もいるの?
反省した。後悔したけど、後悔先に立たず。
人との関係を上手に築けなくて、正直なところ人を大事にできていなかった。
繋がり、ご縁、絆
そんな言葉があるけれど、その当時どれもどうでもよかった。
繋がったご縁はあまり大切にできなかった。人のアドバイスも実はウザ~って感じで聞き流していた。
家庭が上手くいかず、自分の安心できる居場所が見つからず空虚感しかなかった。
笑っている家族を見ていると、ほほえましいなと思えず胸くそ悪かった。
「何が楽しいのよ。。。」
そんな毎日だったから、人とのご縁も切れてしまい結局一人だった。

このセミナーで出会った「開業」を志しているこの人たちとのご縁から大切にしていこう。
この辺りから私は変わっていったように思う。
動物病院開業8年前、私の人間関係が変わっていくきっかけはこのセミナーでした。






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