オーディションで弾き語りを披露したが、落選した17の夏に決意したこと

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次話: その決意が思ったよりラジオに取り上げられ、困惑


「…あった。」


二次審査は、じっくり、静かに、行われた。
1つのグループに多くの審査員がついている。
これは絶対に絶対に緊張する、不安も大きくなり、
喫煙所で(個室だったため)最終練習をした。

確認するように、不安を意地でも取り払うように。
大声で歌い、ギターをかき鳴らし、周りなんて一切気にならなかった。




審査員の前に出た私は、なぜか堂々としていた。
もうやるしかない。そう分かっていたのだろう。。

1人1人、じっくりと審査していたので、私も1曲まるまる歌った。
ちょっと勇気がいったけど、
”もういいや、止められたらやめればいいし”精神で、歌いきった。


声がどのくらい出ていたのかは定かではないが、きっと届いたのだろう。
審査員から拍手がもらえた。(気がする)




結果発表。








惜しくも、そこで落選してしまった。

しかし、ラジオの録音で私はこう言った。


「わたしのまわりには悩んでいる人や心の問題を抱えている人がたくさんいるので、音楽で助けられたらいいなと思って挑戦しましたが、今回はダメでした。

でも、まだチャンスはあるとおもうので、これからもがんばっていきたいと思います。」


参考資料:アミューズオーディション SCHOOL OF LOCK!特別枠https://www.tfm.co.jp/lock/audition/repo_fukuoka.html



そして、最後にこう言いました。



「ストリートライブをやります。」




それから何日かして、その模様は放送されました。


2007年8月13日放送模様:TFM SCHOOL OF LOCK!



思った以上に取り上げられ、演出等に非常に感動しました。

〜つづく〜


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その決意が思ったよりラジオに取り上げられ、困惑

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