文字の中に世界を見た。(心境編)

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留学での変化。

留学という名の観光。

大学2年の夏、僕はイギリスへ飛び立った。
理由はもちろん英語を話せる…………………美人を見たかったからである。
正直1か月で語学力は上がらない。
基礎もできていない僕のような馬鹿者は、50万という大金が自分の貯金から飛んでいく快感を味わうことしかできない。
(基礎はしっかり、モチベーションは高く行きましょう。)


まぁ、そんなことはどうでもいいので、留学で一番感じたことを書こう。
”自国への誇り”
これが違う。
日本=世界のトップクラスの国と言っても過言ではない。
だが、僕はそんな素晴らしい日本のことですらきちんと知らないことを思い知らされた。
例えば、他国から来た留学生は自国のノーベル賞受賞者のことを良く知っている。彼らの出身校、人生のあらすじ、彼らの素晴らしき経歴など、 これでもか! ってほど話す。
まるで自分の自慢話でもしているような顔で。

マンガ・アニメ。有名どころなら外国人の方が熱く語るんじゃないか? って思えるほど、留学生は日本についても知っていた。


学力とかじゃない。知識において完全に白旗ブンブン状態。

英語の勉強とか、なめてた。まずは身の回りから勉強しないと。
そのため、帰国してから読む本の量が増えました。





語学力。

留学の話が出たので、ついでに外国人との語学力の違いを書きたいと思います。

文法はJapaneseが圧勝。度胸は完敗。
授業中は日本人生き生きとしてますよ?
Japanese
「Yes! No! No!」
隣のJapanese
「A! B! A! A!」
って感じ。教材によると思いますが、選択肢で答えるもの多いですからね。
でもフリートークになるとミジンコみたいに小さく縮む。失敗する度胸がない。会話が弱いなって思いました。

休み時間に下の食堂から外国人の会話と笑い声が聞こえるんですよ。うるさいと思いながら授業の予習と復習を黙々とこなす自分。

授業開始直後、
休み時間どこいたの?
隣のJapanese
隣に座ってたよ。
というありさま。(笑)
型から外れると幽霊になるのが語学学校の日本人。隣のJapaneseからすれば、休み時間中の僕の存在もなかったであろう。
現実で目立つ外国人と、テストで目立つ日本人。
英語に関しては間違いを気にしないでチャレンジすることが大切だと思います。

※話は誇張されている部分があります。


ここまで心境編を読んで頂きありがとうございます。
続いて留学の体験をきっかけに、捉え方が変わった本棚編へ。


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