回り道でもきっと最後には目標の仕事につけるはずと思う話 その3

文章って難しい。と思いながら続き。

転職が初めて=就職試験が初めて。でもまあ、いい年なのでなんとかなるやろーっていう安易な気持ち。
飲むーんだったら○○○、のコーヒー会社の子会社です。(今の人はこのフレーズ知らん人多いけど)
接客には自信あったし、ヤル気満々。
ネックはコーヒーが飲めないこと。いや、嫌い。断然紅茶派。
コーヒー豆売るとかよーわからんが、私は接客がしたいんだ!という気合いと、昔からの憧れの百貨店での勤務ができるかも!というミーハーさだけで面接やら試験を乗りきり、晴れて店長候補として入社致しました。
ちなみに覚えてませんが最後の社長面接で、「社長に私の淹れたコーヒー飲んで頂いて美味しいと言わせます」とか言うたらしい。いやはや。

初日の研修はちんぷんかんぷん。1週間必死。
コーヒーってブラジルでしかてきないって思ってた。え、こんなにたくさん産地あるの?焙煎度変わったら味が変わるっておいっ。え、ブレンドの配合覚えなあかんの?入れる器具いっぱいありすぎやねん、バカーーーーーーー!
横で若い子がさくっとこなすことも必死になって覚えてこなす。
毎日ヘトヘトでした。
それでも負けず嫌いの心にスイッチが。

今でも思っていることですが、私のいう仕事とは?
50%の気合いと気持ち。50%の努力。
運と才能は(もちろん元々持っている人もいるけど)後から付いてくるものだと私は思っています。
どこからつつかれても、私はコーヒー会社の社員だ!と胸を張れるように、受験生のように産地と特性を覚え、自分でコーヒーを買い、毎日夜な夜な味見をして特徴を捉え

表現おかしいですけど、武装、しました。
コーヒーあんなに嫌いだったのに、ここまで来ると愛情すら持ってました。豆の形1つかわいい。(違)

ワクワクしながら配属先の教育を待ちます。


続くーーーー


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