【20】痛みと温度が同居した日 ~異次元の住人たち~

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前編: 【19】痛みと温度が同居した日 ~誰かの願いが叶うころ~
後編: 【21】痛みと温度が同居した日 ~異次元の住人たち 2~
きっと きっと
誰もがどこかで自分を疑っている
自分にはどうしようもないことが存在するって

きっと きっと
誰もがどこかで 信じている
自分には何でもできるパワーが内側にあふれているんだって



これは 既に夫とは離婚をした後のお話。
彼とのストーリーは彼との約束でその一切を語ることをお互いに禁じています。
離婚するトキ、彼への敬意と心からの感謝のキモチでそうすることにしました。



娘とそしてわたしの生活。
そこには実家の家族の応援もあって娘が2歳のときスタートしました。

子育てとなると相変わらず、狭い世界の中で生きていて
うだつの上がらない情けない自分がそこにはいました。

一切 外の世界を遮断してた。

気づいたら子育てをしている間に
TVの電源をいれることは滅多になくなっていました。
あんなに好きだったのにな、と思いながらも
自然の音に耳を澄ませたり 音楽を聴いていることが ちょうどよかった。

そんなある日の夜。
幼い娘がもったこともないTVのリモコンを手にしていたのです。

そしてテレビをつけるように、足をバタバタさせながら
わたしにコトバにならない声でお話するのです。

「サキ、ママはTVはつけないよ」

そういうわたしを無視するように 彼女はTVを触りはじめます。
そして 電源ONのスイッチをついに見つけたのです。

久々にブラウン管に色のある世界が映しだされました。

みんなの読んで良かった!