ホームレスとヒキコモリ4
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あらすじ
偶然出会ったヨシダのおじちゃんに東京案内をしてもらうことになった、当時18歳の私です。
明治神宮へ
広くて長い道、天気がよくて気持ちがいい。
今は人がいないけど、正月になると人で道が埋まるらしい。

酒樽がたくさん飾ってある。。

ヨシダおじちゃん
あれはね寄付してあるんだよ。あんなにたくさん飲めないよね。


ヨシダおじちゃん
・・それにしても公衆電話がないよね。こんな広い道の途中で倒れたらどうするんだろうね。携帯電話もってるとは限らないから、公衆電話がないと困るよね。
頷く。『たしかに。』
長い道を歩いて、やっと社に着いた。

参拝しにいく。
おじちゃんは腰に着けているウェストポーチから小銭を出して、賽銭していた。
『あ、お金もってるんだ・・。神様にはちゃんと自分のお金で出すんだ・・。』
そんなことを思いながらおじちゃんを横目で見ていたが、我に返り自分もちゃんと参拝する。
『神様・・』
社には外国人観光客がたくさん居た。おじちゃんいわく、ロシア人と中国人らしい。
『なんで見た目でわかるんだろう・・』
『なんで見た目でわかるんだろう・・』

ちょっと座って休憩。人形焼きを食べながら話をする。
そこで私はずっと抱えていた悩みを、おじちゃんに相談することにした。

どりあん
あの・・悩みを聞いてもらってもいいですか・・?

ヨシダおじちゃん
ん、なんだい?

どりあん
あの・・私、実は特殊な能力があるみたいで、周りの人に私の心の声が聞こえているみたいなんですよ。それで迷惑かけていて・・あ1部の人(おじちゃんとか家族)には聞こえないみたいで、聞こえる人は聞こえないふりをしているみたいなんですが気づいてしまったんです。私、聞こえる人に聞き取られないようにするのに必死で、どうしたらいいでしょう?(半泣)

ヨシダおじちゃん
・・・・(きょとん)
※なんども説明しますが、当時の私は今の言葉で言うとメンヘラ電波系でした。※
どうゆう流れでこうゆう妄想に取り憑かれてしまったのかは思い出せないのですが、当時の私は本気で思ってました。
おじちゃんが声をかけてくれたのも心の声が聞こえていたからじゃないかと途中まで疑っていましたし、このことで本気で苦しんで悩んでいました。
どうゆう流れでこうゆう妄想に取り憑かれてしまったのかは思い出せないのですが、当時の私は本気で思ってました。
おじちゃんが声をかけてくれたのも心の声が聞こえていたからじゃないかと途中まで疑っていましたし、このことで本気で苦しんで悩んでいました。
でも、おじちゃんにとっては全く意味不明ですよね。
でも、目の前には瞳を潤ませた少女がいるわけで。。
『やっぱり変に思ったかな、誰にもわかってもらえないんだ・・凹』
私が不安そうな顔をしていると、
おじちゃんは口を開き、話しはじめました。

ヨシダおじちゃん
・・ん、実はおじちゃんもね、特殊な能力があるんだよ。

どりあん
えっ?
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