第三十七話 働きながら夢を追う(兵庫県岡山県編8月16日)~偶然は神様がくれたボール 運命は女神とのキャッチボール~全国47都道府県ツアーから得たこと
第三十七話 働きながら夢を追う
大阪府大阪市⇒兵庫県西宮市⇒岡山県岡山市⇒大阪府大阪市編
前回までの補正移動距離 8353.5km
区間移動距離 356.2km
概算総移動距離 8709.7km
区間移動距離 356.2km
概算総移動距離 8709.7km
≪兵庫県西宮市 甲子園球場≫
8月16日 AM10:00
地元高校が出場しているせいか、甲子園の周りは人が沢山いる。
阪神タイガースの試合前とは異なり、各地方の色がそれぞれ出ているのも、この時期の
甲子園の特徴ではないだろうか?
この旅を続けていて、様々な葛藤があった。
≪セミナー≫に誰も来てくれない現実。
旅も、半分以上を過ぎ、何をしているのか俺自身もわからなくなりつつも、ようやく中
盤辺りから、意味を見出してきた。
- 話しかける
きっかけ作り・・・キッカケなくして、何も生まれない。
- 写真を撮る
記憶と記録に残す・・・人間は忘れる生きものだからこそ、残しておく必要性がある。
- ありがとうの言葉
感謝・・・わざわざ時間を割いていただいている。だからこその感謝。
やれる時間は、限られている。
そんな中で、甲子園球場に行ったのは、一回勝負そして、人生で幾度もない機会を、目
に焼き付けたかったから。

その高校が勝った瞬間、アルプススタンドで俺も喜んだ。

そして、再び旅の舞台に出発した。
≪兵庫県神戸市 三ノ宮駅 喫茶店≫
8月16日 PM1:00
甲子園での試合を見終わって、一路岡山方面へ。
就職関連のトークイベントと音楽のコラボイベントが、岡山である。
この旅を応援してくれている、ミナトさんが主催していた。
顔を出しに行こうということで、岡山へ向かう。
三ノ宮駅で降りて、お茶をしていたら、一人の女の子と話す機会があった。
専門学校を卒業するも、職場の環境に合わず、3か月で離職をしたと話す。
今は医療系民間企業で働く専門職だと答える。
午前はクリニックで技師をしており、午後は事務型の業務や営業の業務に就いている。
『辞めた理由はなんだったの』と俺は尋ねた。
「高校時代のトラウマかな。女子特有の雰囲気になじめなかったの」
と答えた。
彼女の高校は、女子の少ないクラスで、ギャル系、腐女子系の2グループしか存在しな
かった。
だから、真面目であれば、腐女子なグループに入るのが一般的だったという。
しかしながら、グループでの話題に笑わないという理由から、徐々に疎遠になりグル
ープからフェードアウトしたと語る。
その時から、女子とは関わらず男子とだけ関わるようになった。
それは、働く上でのストレスフリーであり、今の会社もそういった理由で選んだという。
俺には、聴くしかできない。
でも、少しでも未来が素敵になればと願って、彼女と別れた。
「聴いてもらえるだけでも、すっきりした」と言われ、すこしは、何かできたのかなと思った。
≪兵庫県神戸市 三ノ宮駅 周辺≫
8月16日 PM2:00
喫茶店で、お話終えてから駅周辺を散策。
するとオシャレな女の子がいる。
すかさず俺は、声を掛けてみた。
『どうもこんにちわ。アパレル関係のお仕事されてるんですか』
「元は、そうだったんです。今はSEを」
『美人SEさんなんですね。そんな美人SEさんを写真で撮っていいですか?』
「あっはい」
『はいチーズ』



少しお話を聴くと、中部から神戸に遊びに来たという。
『また、会えたらあいましょう』
また、今日も写真を撮らせていただいた。
改めて、感謝である。
≪岡山県岡山市 DUCKTAIL≫
8月16日 PM6:30
岡山駅から、歩いてLIVEHOUSEへ向かう。
長くは居れないが、顔を出すことに意味があると思うから。
主催者のミナトさん、そして御世話になっているマツヤマさんと会う。
「旅お疲れ様です」
『まだ終わってないですよ』
そんな気さくな会話から始まる。
生ビールが来て乾杯をした。
開演時刻になり、セミナーが始まり、ミナトさんがお話する。
ミナトさんのお話が終わり、音楽イベントに切り替わるときに、俺の興行の営業を、来
場していた学生さんに告知する。
そして、音楽イベントが始まった。
歌っていたアーティスト*Poplar*の方が、MCでこんなことを言っていた。
「働きながら、でも歌を歌う夢を諦められない。だからステージに立てることが嬉しい」
胸が、メチャクチャ熱くなった。
俺も、同じ。
今、立っているステージ
旅というステージで、俺は何ができているだろう?
俺は、おもむろに彼らの写真を撮りだした。
ステージ


そして、等身大

俺は、このイベントでまた新たな気付きを貰った。
時間が、差し迫っていた為、途中で帰ることになったが、彼らに俺はこう言った。
『また、聴きにきますね』
働きながら夢を追う
夢は、時に音を立てて崩れるから、崩れない様に、
コトバのお水を贈ることが、何より大事なことを、俺は知ってる。
そして、それはコトバだけでなく、現実に再び来ようと思った。
大阪に戻る新幹線で、またパソコンを開いた。
Sayaの最終面接が気になる。
Sayaの面接は、翌日に控えていた。
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