スペインに留学すると言ってとある離島に1年間住んだ話 後日談
感謝
なんだか「帰るまで」が500人の方に読まれたので少し追記でもしようかと思います。
この人数は僕が居たTijarafeという村の全人口の4分の1に当たります。
正直、しょっぱな出落ち感が強いお話しですが、こんなにも多くの人に読まれてびっくりしています。
自分でお話を書いてて、人に伝えるってことはやっぱり難しいと思いました。
それでも最後までお読みくださってありがとうございます。
では、簡単ですがどうぞ。
帰省
もう既に1年位前の事ですが、ホストファミリーの家に帰省を果たしました。
ホストマザーには
と言われるくらい最短だったみたいです(約3年かかっていますが)
確かに、僕が留学中に里帰りしてきた南アフリカ人のスタンフォードは7年かかっていましたねぇ…。
そしてさらに
と言われました。
住んでいる時は本当にサッカーの事しか喋らなかったのに、今ではいろいろなことを話してくれるようになった!と喜んでくれました。
(俺の留学生としての生活は果たしてよかったのだろうか…)
これは別件ですがfacebook上でサッカービジネスとか面白そうだなぁとつぶやいたら、何故か
的なメッセージがスペイン語で入っていました。
(僕は日本語で書いています)
カナリアに帰ってきて真っ先に迎えてくれたのはホストマザー。そして、家ではホストブラザーとホストファザーが迎えてくれました。
ホストシスターのバレンティナはアメリカへ旅立っていました。
うーん。会えないのは残念でしたが後ほどfacebook(文明の利器はいいですねぇ)でコンタクトを取り、今度帰る時は会おうと約束しました。
まぁ留学生を受け入れるくらいなので、この家は勉強に力を入れているというのはおわかりでしょう。
案の定ホストマザーはホストブラザーにもドイツへ行かせようとしました。
理由を聞くと…
確かにこの島には日本人は…
(僕が行った時に2人ほど居たらしい。)
帰ってきてから次の日から僕は行ったことのないような場所ばかり行きました。
火山の河口に行ったり
港町に行ったり
(こんな留学生にはならないようにしてくださいね。これから留学する人たちは特に。)
学校へ訪れたり
懐かしの場所で友達と再会したり
カナリアをたくさん満喫しました。
そして、留学中に持ち帰りきれなかったおみやげも持って帰ってきました。
今でも素敵な思い出が溢れ出てきそうですね。
忘れちゃいけないもの
この留学では数え切れないくらいの体験と友達、そして今でも出来続ける大切なモノができました。
現在、僕は時間があるときだけですが自分がお世話になった留学団体で学生ボランティアをやっています。
本部(東京)とかはかなり規模が大きくて多くの学生ボランティアが活動しています。
でも、僕は支部の活動を選びました。
理由はいろいろとありますが、一番はやっぱり留学に行こうと思っている高校生と話すのは楽しいということです。
そして、仲良くなっていくうちに自分の高校生時代を振り返って様々な記憶と振り返りができるからです。
出来事は振り返ってみることが大事。そして、それが言葉にできることが大事。
留学へ行った方、またはこれから行く方は是非後輩にもその経験を存分に還元してあげてください。
それは彼らにとっても自分にとっても有意義な時間です。
自慢話でもいいのです。その時、自分しか経験していないだろうと思うことを探して言葉にしてあげてください。
そして、後輩に外の世界へ一度出てみる楽しさ、辛さ、大切さを伝えてあげてください。
なんか説得みたいな感じになっちゃいましたが、これにて僕のカナリア諸島の体験記はキリをつけたいと思います。
続きは、またLa Palmaに行ったら書きましょうかね。
それではまたお目にかかる機会まで。
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