社長が逮捕されて上場廃止になっても会社はつぶれず、意志は継続するという話(6)

前編: 社長が逮捕されて上場廃止になっても会社はつぶれず、意志は継続するという話(5)
後編: 社長が逮捕されて上場廃止になっても会社はつぶれず、意志は継続するという話(7)

「再出発」 そして「再構築」

採用の話を少し書いたが、前向きな話ばかりではない。
そう、リストラだ。

リストラとは、そもそもの意味は「リストラクチャー=再構築」からきているのだが、世間では単なる「首切り」としての意味合いが強いように感じる。

何が起きてもおかしくはない状況だっただけに、知らされた時には、「自分の会社がリストラをやるのか・・・」と、あまり強いショックを記憶はなく、もしかすると漫画の中の1シーンくらいの現実味しかなかったのかもしれない。

#この漫画の中で主人公がリストラをする担当になるシーンが印象的だった

ただ、人のリストラというよりは事業リストラという意味合いが強かったように思う。先日もGREEで社員の1割の200人の希望退職を募ったり、ブラックベリーでは4500人を削減するというご時世だ。

当時、対象となったのは動画ニュースなど手がける報道部門だった。

事件前、新しいインターネットサービスの形を模索する中でスタートした部門だったと思われるのだが、いかんせん、固定費が高く、ヒルズの中に構えた生放送を配信できる設備やスタッフを維持するまでのマネタイズができなかったと考えられる。


明日の方向は、自分で決めるしかない

リストラには常にネガティブなイメージがつきまとうし、自分も近いような目にあったこともある。でも、その人、一人ひとりにあった環境での仕事ができる新しいチャンスだと捉えれば、そんなに悪いことばかりでもないと思う。

「きっかけ」自体をプラスと捉えるかマイナスと捉えるかは、その人次第のはずだ。
特にこんな時代、どんな企業も人に手をつける可能性があるのだから、大事なことは、その日が訪れるのを怯えながら待つのではなく、例えどんな企業に属していようとも、自律的に自分のキャリアを把握し、スキルの市場価値を考え、常に自分から一歩を踏み出し、自分自身を「再構築」していくことなのではないかと。

この事件がそれを考えるための大きなキッカケになったことは、間違いない。

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社長が逮捕されて上場廃止になっても会社はつぶれず、意志は継続するという話(7)

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