top of page

14/1/3

兄の結婚式で泣きすぎて司会の人を困らせた話【第1話】

Image by Olia Gozha

いじめられた日々


私が産まれた時、兄達は5才と7才。


ただでさえ年が離れ"男"だった私は兄達の

格好の遊び道具

でした。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ちなみにこの時の母は、


「ぼくがうまれてくるときどうおもった?(5才)」

「また男の子か。。」

「・・・・・」


5歳の私には刺激の強すぎる発言でした(涙)



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


兄たちとのスキンシップ

は今でもよく覚えています。



釣りに行けば川でも海でも放り投げられる→何度も溺れた


怖いゲームは逃げられないようにして
ずっとテレビを間近で見せられる→トラウマになり眠れなくなる


手・足を縛られてひたすらにくすぐられる→くすぐりは効かなくなった(不感症)


・・・・・

改めて書くとなかなか良い遊び道具だったのだと思います(笑)



また、末っ子の人なら共感してもらえるかもしれないが
私は必ず好物は最後までとっておくタイプでした。


そして5才離れた兄は俺を泣かせることが天才的にうまかった


ご飯を食べれば唐揚げ(大好物)を真っ先にとられる→泣く


母が果物を剥いてくれてもすべて兄の胃袋に入る→泣く


お菓子を兄に見つからないように隠すものの必ず見つけて食される→泣く



こんな風に書いているんですがその当時の私(10才)は
どうやって兄を殺そうかと毎日、本気で考えていました。


ちなみにこの時の母は、

「お!こんなところにうまそうなお菓子があるいただきま~す♪」

「俺のだ!!!!」

「美味しかった(*´з`)ニコニコ」

「くぁwせdrftgyふじこlpコロス!!!」

「よいしょー('ω')ノ」

「(;O;)うわーん(;O;)おかーさーん」

「負けるのがわかっているんだから戦うんじゃない。」

「・・・・・」

弱肉強食という言葉は後々知りました。


小学生までの私は本当に兄を倒すことばかり考えていました。

←前の物語

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

フリークアウトのミッション「人に人らしい仕事を」

情報革命の「仕事の収奪」という側面が、ここ最近、大きく取り上げられています。実際、テクノロジーによる「仕事」の自動化は、工場だけでなく、一般...

大嫌いで顔も見たくなかった父にどうしても今伝えたいこと。

今日は父の日です。この、STORYS.JPさんの場をお借りして、私から父にプレゼントをしたいと思います。その前に、少し私たち家族をご紹介させ...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。

「どんな仕事を選んでもええ。ただ、○○がない仕事だけはしたらあかんで!」こんにちは!個人でWEBサイトをつくりながら世界を旅している、阪口と...

あのとき、伝えられなかったけど。

受託Web制作会社でWebディレクターとして毎日働いている僕ですが、ほんの一瞬、数年前に1~2年ほど、学校の先生をやっていたことがある。自分...

ピクシブでの開発 - 金髪の神エンジニア、kamipoさんに開発の全てを教わった話

爆速で成長していた、ベンチャー企業ピクシブ面接の時の話はこちら=>ピクシブに入るときの話そんな訳で、ピクシブでアルバイトとして働くこと...

bottom of page