飲食業はだいたい黒い 二食目

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はじめのうちは引きこもりですから。勿論コミュ障でした。
挙動不審といえば私位の認識をされてるんじゃないかと思えるような。
ですけれどしばらく続けているとだいたい、根性だけはあるよな、お前。みたいな評価を得ることが出来ました。
やる気とかは感じさせない人間だと思います。出来ないことをやります!とはいいたくない。もろもろの経験は私にウソをつかない人であろうとさせるようになりました。
生きていく上でアピールというのはとても大事です。出来なくてもやる気はあるんだ!という覇気を見せる。そういうことから上への印象付けが決まってくる訳で。
ですが私は結果的にウソを付くのも嫌なので、できる事しかやれますとは言わないため、ほとんどのはじめのうち上からの評価は全くもう、酷いもんだったろうな。
それでもまあ、負けず嫌いでして。やるといったことは絶対にやろうとするので最終的には認めてもらえたりする。
努力は少しは報われたりするんだなあ、と思うようになりました。
多分私は営業向いてないな!ということだけはひしひしと感じたけども。

でも、そうやって必死こいて仕事してて、なんだかんだ慣れてきても、なんやかんや面倒くさい自体になったりするわけで。


結構異動の多い会社なんだが、その異動先。
ある日、28くらいの若い上司がやってきた。
これが。仕事は早い。が、人格に難が。いや大抵こんな仕事続く奴は一癖二癖無い方がおかしいんだけれど。これがねえ。
人生初セクハラ被害に悩んだでござる。
いや別に私だってさ、今どきの子みたいに下の名前呼ばれただけでセクハラとか、手を触られたセクハラだとかいう気はないんですよ。どっちかっちゃあ気にしないタイプだと思うわけですよ。
でもね。

手を洗う時に私が洗ってる後ろから覆いかぶさって上から洗うとかね。身長差が30センチ近くあるのでまあすっぽりですが。
体重重いですよ―みたいなはなししてたらお姫様抱っこされたのもまあ、そのへんまでは許しておりましたよ。
まだ普通に話してました。その辺りまでは。
手の甲にチュウは引きつりましたが、それもまだ会話してた気がする、なあ。
首にちゅうされた辺りで、あ、なんか面倒くさい。と切れたのだったのでしょうか。
訴えてやろうかふふ。みたいな。妻子持ちだしなあ。ソレは気の毒だしなあ。ふふふ。よおし!辞めちゃおう☆
みたいな。
辞めちゃうことにしました。はい。仕事自体も拘束時間は結構なものだというのに十四連勤とかヘタするとあったりして。体力的にもしんどいのになんかもうなんかもうなんかもう。
ふへ。で。
やめますね!と言ったらなんでか異動になりました。
ブラック企業の不思議です。

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飲食業勤め最後の一年。

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