ライターは東大理Ⅲ、アフリカ放浪、再受験!?おもしろ医療人の共同ブログが出来るまで
はじめまして、藤巻慎と申します。
今回は、11月にふとしたキッカケから始めた、「医療学生・医療人の共同ブログ|M-Laboが出来るまで」の話を書いていきたいと思います。
なぜ、堅苦しいイメージの医療学生がこんなことをやっているのか?その経緯とブログについて書いていきたいと思います。気長に付き合って頂ければと思います。
自己紹介とM-Labo発足まで
東京薬科大学薬学部5年生です。
横浜生まれ、横浜育ちのハマッ子。
中高一貫校に通い、レールに乗った人生でしたが、アウトドアが好きでキャンプや登山など計画を立てて達成することが好き。
特徴的な友人や、高校の山のサークルでは行動的な先輩に感化され、大学では色々なことに自分でチャレンジしていました。
単独長期登山や1人旅、駅での野宿、ヒッチハイク、自身のブログでわらしべ長者。ITベンチャーでのインターン。
好奇心のまま、1人で何かをすることにはだいぶ慣れてきました。
でもなぜ、1人なのか?それは、大学におもしろい人がいなかったのです。
そう。医療学生はおもしろくない。
イベントでの出会い
1人で好き勝手なことをしていた僕も、震災ボランティアを通じて医療について考え始めました。
そして、医療勉強会やイベントに参加し始めました。
そこで医療について真剣に考えている学生や、将来に悩んでいる多くの人に会いました。
半年ほどでだいぶ人脈も増えましたが、僕の”おもしろい人”の定義に引っかかる人は、本の一握りでした。
みんな、一遍通りの考え方しかしていなく、なぜかつまらないのです。
では、僕と波長があった彼らは何が違うのか?
それは、独自の経験・考え・想いを持っていたのです。
『休学して長期インターンに行きたいと考える医学生』
『性について発信したいレズビアンの看護学生』
『休学してアフリカ旅して来た医学生』
『元キャバ嬢の看護学生』
彼らと何かをしたい!そんな想いが渦巻いていました。
ファミレスから全ては始まった
イベントで知り合っていた医学生から、急に連絡が来て、ファミレスでの1言。
もっと詳しく教えて?
と話を進めると、研修医の方が本の感想ブログを書いていて、医療学生に様々な本を読んでもらうことで、医療や社会問題について考えるキッカケを作りたい。
さらに、多職種の意見を載せて若い医療者の意見として発信したい。
すでに、wordpressでドメインやサーバーは取ったが、運営などを手伝ってくれないか?とのこと。
ちょうど、僕も同世代メディアを作りたい!と思っていたので、意見は一致。
『最初から、堅い医療問題で人は集まるかな?』
という疑問があったので、大きなメディアを作ってコンテンツの1つとして『本』を扱うことにしました。
なんとなく、直感で上手くいく!と思っていたが、すぐにやらないと熱が冷めるなという想い、コンセプトなどはあえてしっかりと決めずに、僕はおもしろい人集めとサイト構築に専念することにしました。
医療学生のSTORYS.JPをつくる!
そうと決めてからは、イベント出会った『こいつだ!』と思った2人に連絡すると、2つ返事で了承。
さすが。
発起人の医学生と研修医。僕。連れてきた2人の5人のライターで始めることにしました。
決めたことは、
『毎日、1記事更新すること』
『自身の経験や考えを語る』
テーマは自由に発信しようと。
そうして、9連載にもなった、
TED考察記事の発端になった
僕が紹介するwebサービスシリーズの
などで、少しずつ知名度も上げていくことが出来ました。
第2期ライターは強烈な独自視点を発信する
運営としてはライターのモチベーションを保つには、新たな風を吹き込むのが一番。1日1記事公開という負担を減らそうと、ライター募集をかけていきました。
さらに、僕の知り合いで、書いて欲しい!と思っている人に声をかけて行きました。
しかし、知り合いと言っても、イベント数回会ったことがある。
facebook上で絡みはあるけど・・・・。などお互いの発信のみを頼りに感だけで選んでいきます。
ですが、深く知らないことが、記事を書いてくれる時には、新たな発見となり、お互いに良い効果をもたらせていきました。
【元キャバ嬢の看護学生が授業で習うコミュニケーション技法を1000人に試してみた】
【看護学生が教える正しいコンドームの付け方-安全にスムーズに着ける方法-】
オープンリーレズビアン且つ看護学生が書く
薬学生から医学生への再受験生が書く
ぼくたちの進む未来
メディアはコンセプトを決めて絞って発信していくもの。
一般的にはそう言われると思います。確かにSEOなどを考えればそうですし、注目されやすいのも絞った方がよいと思います。
ですが、あえてライターファーストにすることで、『医療学生・医療者が自由に発信を出来る場』を作る。
ということにも結果的には意味のあったことなのではないかと思います。
まだまだ、発信力の弱いメディアで、外部対策をしていないため、facebook上の医療学生・医療者が読者となっています。
でも、本当の所は、医療外の人に、こんな考えを持っている医療学生はいるんだ。
堅苦しい医療の世界にも、変な奴らはいるんだ。
と思ってもらえるようなメディアにしたいと思います。
そういう期待を込めて、多くの方がみるSTORY.JPに投稿させて頂きました。
これから、方向性としては自伝なども取り入れつつ、医療問題などにも意見を入れていけるように少しずつ考えています。
「若い医療者の発信から医療問題を考えるキッカケにする」
そんなメディアになればいいなぁと思います。
宜しくお願い致します。
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