夢日記をここで書いている理由と、人生で一番怖かった夢

正直他人の夢を読んでも面白くないかもしれないけれど、尊敬している
マーク・ゲイティスさん(現代版Sherlockの出演者・脚本担当、Doctor Whoでも脚本を書いているイギリスの人)が、夢はとんでもないアイディアの宝庫だと語っていたのをどこかで聞いたので、もしかして将来的に何かの役に立つかも知れないと思って書いています。
小さい頃から夢ばっかり見やすい体質なので
いつも夜寝るのは怖かったです。怖い夢を見そうだし、そのまま目覚めないかも知れないし、目覚めたら今の生活が死に際に見ている夢だったなんてことがあるかもしれないからでした。
人生で一番怖かった夢
人生で一番怖かった夢、と言っても、今となっては夜中に目が覚めて眠れなくなってしまったという事実だけが残っているのですが、3歳くらいに見た夢です。
水戸黄門(もちろん、東野英治郎さん)と助さん(二代目、里見浩太朗さん)格さん(二代目、大和田信さん)と一緒に、悪漢を追って洞窟に入ります。洞窟は内蔵の中みたいに、薄暗くて赤くてぶよぶよした壁でした。
でも、気がつくと黄門様も助さんも格さんもいなくなっていて、独り洞窟に取り残されるんです。それで、出口もないんです。
閉所恐怖症と恐がり引っ込み思案とが相まって、パニックになって、夢なら速く冷めろと思うのになかなか夢から脱出できず、汗びっしょりで起きました。
怖くて母のところに行きたかったのに、母の姿が見えず(仕事だったのかも)、とにかく怖くて独りではどうにもならなくて、それでも独りでいるしか無くて、泣くにも泣けず、とにかく怖かったことを覚えています。
怖い夢に慣れていく
人を殺す夢や殴る夢は、その行為そのものではなくて、その後の警察や相手の仲間が追いかけてくるところが怖いとか、だんだん夢に出てくる町並みがいくつかパターン化されているとか、トイレがとんでもないところにある夢(やたらよく見る)とか、場数を踏むこと30数年、夢の中で自分の首が飛んでも、その時はうわっと思うんですが、目覚めた後に眠れなくなることはなくなりました。
防衛本能としての睡眠
逆に、つらいことがあったり、嫌な夢を見たり、乗り物酔いしそうになったり、本当につまらない話を聞いたりすると、必ず猛烈な、あらがいがたい睡魔が襲ってくるようになりました。
これはほぼ防衛本能で、まず間違いなく寝てしまいます。どんなに抵抗しても、体を動かそうが冷たい水を頭からかぶろうが、何をしても全然ダメなんです。
これからも多分夢見る
福永武彦という作家が好きで、中でも「夢見る少年の昼と夜」はとても好きでした。もう絶版になってしまいましたが、あの世界観が私の夢と似ているような気がします。いつか、福永武彦くらいすごい夢の話を書きたいです。
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