ネットからの初恋そのろく

前編: ネットからの初恋そのご 
後編: ネットからの初恋だそく
好き好き大好き超愛してる!
モードに突入した私。スカートなんて持ってすらいなかったのに森さんが喜ぶだろうかなどと沸いた頭で購入してみたり。どちらかと言うと派手なものは好まない質であるけれどもTバックなども一応好きらしいのでいくばくか入手したり。平たい胸を何とか出来ないものかと日夜なんとなしにもんでみたり。
まあ、健気といえば健気だし、安直といえば安直である。
元々顔は残念な部類ではあるがその普段から化粧なんてしない顔を見た上であちらさんは付き合っていたわけだし見た目でどうこうなる訳ではないともわかっていたけれどもね。大事なのはもっと違うところでした。
違うところでまあ、間違えたんですが。


少しずつ関係は変化していきました。
私は割と他人には雑な人間で、あんまり人の話は聞いてないタイプの人間でした。
でも大事な人は、大事ですのでね。
基本的に言われたことには逆らわなくなりました。何かがダメと言われれば、以降ソレはしないことにする。
じゃあソレはもうしないよ!じゃなくて、本当は話し合いとか、お互いの理解が必要だったのだろうなあ、というのは、いまさら気づいてみたりする。

そうやって、どんどん、できることや、口に出せることが少なくなっていきました。
常に森さんの顔色を伺っていたような気がする。笑って欲しかったけれど、あまり、笑ってくれませんでしたね。当たり前ですけどね。
自分の意見は一切言わない、自分の顔色をうかがってばかりいて、強く当たれば悲しんで、黙ってベットに入る時だけが安らぐ恋人なんてまあ、いらないかもしれない。私だってね。
好きになってしまってから一年。付き合いだして二年目のことだった。
まあねえ。きっかけは、ネットからだったのかもしれない。しかし肉を持って心を持ったリアルなその人を好きになったのだから、何がきっかけって、きっと関係ないんだろう。
あの気持を抱いたことがあるから、ネット恋愛(笑)なんて人を笑うことはできなくなリマしたよ。私にはね。



私は自由な貴方が好きだったのよ。
そう言って呆気無く。実にあっけなく初恋は砕けた。

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ネットからの初恋だそく

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