★本当にあった恐怖体験!春一番編 

1 / 4 ページ

今回は、真冬の怪談話をしたいと思います。

学生時代のある金曜日の夏、京都に住んでいた僕は、
仲間と学内で、だべっていました。
とある先輩が、

肝だめしに行こう!
と言いだしました。
面白そうだから、よし行こう!という事で、
満場一致で決まり、男女10人近くで、
京都の老ノ坂に向かいました。
老ノ坂は、京都と亀岡の間にある、峠の事です。
ここの老ノ坂には、廃虚となったモーテルがあり、
そこで乱暴された女性の霊がいるらしく、
近くにも首塚がある、言わずとしれた、
京都で有名な心霊スポットです。
先輩は、一度来た事があるらしく、
その時は、首塚で、ペッと唾を吐いて来たとの事
今回も意気揚々と、乗り込んでやる!と
息巻いてました。
多分、女の子がいるから、俺は強いんだ!
っていう、オスのアピールをして、
多少、話を盛ってるんでしょう。
老ノ坂に向かう車内で、かわいい武勇伝を
得意気に語る先輩に、女の子たちは、
キャーキャー言って盛り上げるものだから、
先輩も、勢いづいて、無駄にテンション上がってました。
女の子は、盛り上げるために、キャーキャー言ってるのに、

『コイツ、単純なバカだよなぁ~』

とウンザリした頃、車が老ノ坂に着きました。
時刻は、深夜0時を過ぎた辺りでしょうか?
真っ暗で、不気味な静けさの山の中、
僕とお子ちゃまな先輩は、先発隊として、
肝だめしルートの下見で、山の中を散策しました。
車を降りて、少し坂道を上がると、
右手に不気味過ぎるモーテルがありました。
あまりの不気味さで、一瞬、足がすくみましたが、
単純な先輩は、後で、このモーテルを、
家宅捜索だぁー!と、テンションMAXです。
すっかりテンションMAXになった先輩が、
僕の耳元で、ここの首塚に、喧嘩上等してやるよ!
と有頂天になって、マシンガントークを炸裂する中、
僕は、この先輩が家宅捜索している間に、
皆で車に乗って、コイツを置いてけぼりにしてやろう!
よからぬ企みを思いつき、ニヤニヤしだしました。
廃虚となったモーテルを抜け、左手に進み、
石段を上がった所に、首塚?御堂らしきものがありました。
イキガッた先輩は、タバコを御堂に投げ込み、
よし、ルートは、坂を上がり、モーテルの中を散策し、
石段を登って、この首塚でフィニッシュだぁー!
と、猪木のモノマネをしながら、
得意気に語るのでした。
春一番みたいな顔しやがってぇ~
事実、春一番に似ているwww

『後でキャーン言わしたるからなぁ』
とほくそ笑みながら、いよいよ肝だめしスタートです!
男女ペアになって、肝だめしスタートがスタートしました!
女の子とペアになった、春一番は、
ますますテンションMAXです!

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。