★本当にあった恐怖体験!春一番編 

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テンションが、京都タワー並みに上がった春一番は、
首塚に着いたら、首塚に立ちションしてやろうか!
なんて言い出す始末です。
この時、僕は確信しました。

この男に、天罰を下さなければいけない!

ただ、春一番に天罰を下す前に、
僕らは、見てはいけないものを見てしまいました。
一組ずつ、廃虚のモーテルを、散策してる途中に、
僕らの前を行く一組が、モーテルの2階から、
ギャ〜!!!という獣のような叫び声を上げるのです。
何事だぁー!
階段を駆け上がり、2階に上がると、
そこには、まさかの女の。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。






















ドアを開けたら、目の前に、意味不明で、
不気味すぎる、女の絵が飾られていたのです。

大きな額に無表情で、幽霊みたいなたたずまいの女の絵です。
誰かが怖がらせるために、わざわざ持ってきたのか?
このモーテルの元管理人の趣味なのか?
分かりませんが、不気味なモーテルの雰囲気に
似合い過ぎる絵でした。
よく見ると、部屋は荒らされた後があり、
ここで、何かしらの犯罪があったとしても不思議ではない、
異様な雰囲気でした。


薄気味悪すぎるモーテルに、これ以上関わりたくなかったので、
僕らは首塚を目指すことにしました。

モーテルを出たタイミングで、
春一番が乱入し、何やらガサゴソと荒らしています。
不気味な女の絵を壁から取り外し、割れた2階の窓から
絵を放り投げました。


もう、何でもアリです。
春一番は、家宅捜索じゃ~とわめきながら、
モーテル内をガサゴソと物色し始めました。

春一番以外のメンバーは、全員、首塚に集まり、

もうこれ以上、この不気味な場所にいたくない!

あの絵はヤバすぎる!

なんか呪われそう!

と皆、口々に、肝試しに来た事を後悔しだしました。
僕らは、もう帰ろう!という話になり、
僕は、ここで、春一番放置プレイ作戦を皆に話しました。

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