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第4話(前編)アフリカへ行く彼から学んだ"生きる"こと【少し不思議な力を持った双子の姉妹が、600ドルとアメリカまでの片道切符だけを持って、"人生をかけた実験の旅"に出たおはなし】

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著者:
Shono Maho
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その日は朝からなんだか変な日だった。



まずその日の始まりは何となく立ち寄った新宿の電気屋さんからだった。



その時は七月の終わり。東京の街はコンクリートからの照り返しでとても蒸し暑く、あまりの暑さから逃げるようにして近くの電気屋さんに入った。




店内はクーラーがきいていて、とても涼しい。暑かった身体も10分も経てばすぐ冷えてしまうくらい。だから汗がひいたらすぐに帰るつもりのはずだった。



パソコン買わない?!やたら元気な宮川大輔。



しかし、なぜかパソコン売り場のひょうきんなお兄さんにしつこく営業をかけられてしまったのだ。

しかも宮川大輔にそっくり。



maho
いやぁ、パソコンは本当に欲しいよ。。授業でも使うけんいつかは買いたいけど....でも12万は高いよ~!学生は買えないよ~。
宮川大輔
いやいやいや!お姉さん!今買わなかったら絶対買わないでしょ!
maho
・・・・・・(そう言われても)
宮川大輔
オッケー!分かった!これは何かの縁だ!僕の持ってる権限を全て使ってあげよう!
maho
え?????
宮川大輔
このパソコンをなんと5万円にしてあげるよ!
maho
!!!!!!
宮川大輔
しかも僕のアフターサポート付きだよ!
maho
!!??


最後のは丁寧にお断りして、人生で初めてその場でパソコンを衝動買いしてしまったのだ

たまたま涼みに入っただけの電気屋さんで。

箱の隅からはお兄さんのアドレスが書いた紙もちらついているけど。




自分でも少しわけの分からないまま、買うはずもなかったパソコンを片手にお店を出ると、今日は自転車で来ていたことを思い出した。




どうやって帰ろう。というか、買ってしまった.....。

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第5話 (後編)アフリカへ行く彼から学んだこと【少し不思議な力を持った双子の姉妹が、600ドルとアメリカまでの片道切符だけを持って、"人生をかけた実験の旅"に出たおはなし】