第1回 富士山より高い場所にある、中国のラルンガルゴンパに行ってみた。
旅と旅行の違いはなんだろう。
沢木耕太郎さんもエッセイに書いていたが旅へ行く前はめんどくさいと感じることがある。なんでこんな選択をしたのか行かない為の理由は無いかと。
まさにこう感じるかどうかが旅と旅行の違いなのではないだろうか。
めんどくさいと感じるのは、自分の範疇以上の事を行うからだろう。
旅は仕事に似ている。
行ける場所ではなく、行きたい場所という目的地という目標を立てる。
いくら事前準備をしても何かしらのトラブルが起こるだろう。
自分の時間や資金や体力などを考慮して最良のスピードで目的地に突き進む。
計画も重要だけど突き進む実行力はもっと重要。
でも生きて帰ってくることが一番大切。
旅とは挑戦すること。
そんな旅に行けることは幸せなこと。
つまり仕事が出来るってことも幸せなこと。
2014年2月。
当時僕は上海から日本へ本帰国していた。
(この時の話をするとまた長くなるので別途ストーリーを語る事にしよう)
2011年には日本のサラリーマンのレールを自ら脱線。
(詳細は過去の投稿を→日本の会社を辞めて中国上海で働くまでの経緯。)
でもなんとか日本の社会に戻ってきた。しかも理想的な形で。
再び日本を中心に働き始める前に、どうしても行きたかった場所へ行くことにした。
ラルンガルゴンパ。
今までの上海での生活を振り返る以上に、
これからの人生に対しての覚悟を自分自身に証明したかった。
どう考えても過酷な旅になる。
それでも行きたかった。
今出来る最大限のチャレンジだとも思った。
富士山よりも高い場所にある、中国のラルンガルゴンパへの旅。
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