そうだ、フィリピンへ行こう!ただ、希望だけを握りしめていた20歳の奮闘記その①

著者: 井上 唱

ガシっ!!

誰かが突然、後ろから羽交い絞めにしてきました。

 

うっ、、身動きがとれない。。

いたずらにしては力が強すぎるだろ!

おい!!

 

ここまではあまりにもよくある平凡な日常。

でも、この日はちょっとばかし違いました。

 

少しイラつきながら、若干の違和感を感じたわき腹に目をやると、、、

 

あれ!?

 

刃物突きつけられてるやん!!??(ノ゚⊿゚)ノ

 

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今から5年前、フィリピンはバクラランという町で、フランス人のフレデリックと陽気にお買い物をしていたときのことでした。

 

この状況を説明する為にも、時計の針を少し巻き戻すことにしましょう。

 

 

大学3年生のとき、僕は思い立ってフィリピンへ留学することにしました。

 

高校生まではずっと福岡生活。

学校と家を行き来し、週末はクラブ活動。

出不精だったので、友達と遠出して遊びに行くことなんてほとんどなくて、

実家は自営業で共働きだったので、両親は忙しく、家族旅行なんてのもした記憶はありませんでした。

 

東京の大学へ進学してからも、特にサークルや合コン、旅行などをエンジョイする訳でもなく、あまり外の世界へ踏み出さない派でした。

 

要は、すごく、とてつもなく、あまりにも狭い世界に生きていました。

 

狭い世界に、閉じこもっていました。

 

 

そんな僕にとって、

海外へ、しかも途上国へ、

しかも1年間も行くことを決意することは、相当な決断力が必要で、

向こう3年分くらいの「決断力」をこの時に使い切った気がします。

 

そもそも、 なぜそんな僕が、バナナと海しか連想できない国”フィリピン”へ、

日本のモテないおじさんが、お金にものをいわせて売春しまくる国"フィリピン"へと

旅立つことを決意したのか。

※無知な20歳の偏ったイメージです。

 

まずはそこから、筆を執ろうと思います。

 

To be continued...

 

 

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