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14/4/12

現実に居場所を無くしてネットに逃げたけどネットにも居場所が無くなって現実に戻ってきたら、逃げる前より現実がすごく生きやすく感じた話。part.2

Image by Olia Gozha

mixi と出会う

当時はTwitterも無く、facebookも日本人でやっていたのはごく少数だったと思います。mixiの特徴はティーンのユーザーが凄く多いし、ニックネームで良いこと、僕にとっては理想的な逃げ場でした。

僕はその中で思う存分、“友達”を増やしていきました。しかしながら、mixiのもう一つの特徴として、学生がクラスメイトとネットでも繋がりたいと考えて始めるケースが多かったです。しかしながら、同じ学校の人とは関わりたくないと思って、ネットに逃げて始めたので僕の「mixi上の友達(マイミク)」は全て、他校どころか全く見ず知らず、会ったことも関わった事もない同学年の人ばかりで、当たり前ながら、マイミク同士の内輪ネタにはどうしても入ることが出来なかった。僕には当時、mixiが自分の世界の全てでmixiの中で繋がりを求める毎日を送っていました。それでも、引きこもり等にならなかったのは、あと半年で卒業だったから。恐らく、入学してすぐにmixiを知っていたらネットに逃げて引きこもったと思います。

そして、半年は学校には行くだけで学校が終わったらmixiに逃げる、というリアルとバーチャルが反転した世界で暮らしていました。mixiでは文字のメッセージしかコミュニケーションがないけど、そのメッセージの一つ一つに僕は一喜一憂しながら楽しんでいました。

それは、今思えばもはやSNS依存だったと思います。けれども、当時は全く気になりませんでした。

しかし、繋がりを求めて始めたmixi。少なくともそこでは素で振る舞っていたつもりが、僕の性格にある変化が起こっていたことに僕は気付いていませんでした。

(続く)

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