【4】パニック障害と診断された私が飛行機に乗って海を渡り、海外で4年暮らしてみた話。

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【4.地獄の終わり】


ついに1年間かけて作ってきた企画が、無事に終了した。
片付け作業で、翌日も学校へ行かなければいけなかった。

でも幸運なことに急な台風で暴風警報が発令、登校禁止となったのだ。
学生でよかった…心底思った。


思わぬ休みに、布団に入ったまま部屋の天井を見上げた。

天井は、目が回る速さで回っている。
私の精神が限界を訴えていた。


でも、もう大丈夫。
地獄は終わった。
もう、苦しまなくていい。

後日、企画終了の打ち上げがあり体に鞭打って学校へ行くと、
ずっとサポートしてくれていた先生からの労いの言葉を頂いた。

自分の立ち位置も、スタンスも崩すことなく、
トップで舵を取りながら、一歩下がって人を支え続ける。
お前がしてきたことは、誰にでも出来る事じゃない。
この一年本当によく頑張ったな。
お疲れ様。


認めてもらえた。
自分が自分を無視し続けて貫いてきたものが評価された。
きっとそれは私がずっと欲しかったものだった。
でも、私の身体は、私の精神は限界だった。


やっと休める、これできっと良くなる。

でも私の体は、そんなに単純にはできていなかった。
一度病んだ体は簡単には戻らない。
吐き気は慢性化し、このままここで倒れて、死ぬのではないかと怯える。
電車にも相変わらず簡単には乗れなかった。

電車がダメなら車で…と思えば、車に乗るのも辛い。

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