インディーズアニメーションに関わってた時代「artistgoods.com」

「design plex」

僕は、10代の時に「design plex」という雑誌を読んでいた。
「design plex」というキーワードを聞いて共感してくれるか、そうでないかで境界線が引かれる。それぐらい、僕らの世代より上の世代はこの雑誌の存在がでかかったと思う。
その雑誌は3DCGやCF(コマーシャルフィルム)やデザインなどデジタルクリエイターの全てが詰まっていた雑誌だ。
当時、高専という5年制の高等専門学校に通っていて、テレビゲームに関わる仕事に就きたいと思っていたが、その壁にぶち当たってた僕に方向性を示してくれた雑誌だった。
そうして、僕は高専卒業後にデジタルハリウッドに入学して映像と3DCGを学んだ。

映像の仕事の壁

僕は、デジタルハリウッドで3DCGを学んだ。SoftImageというすごく高いソフトに、当時すごく高かったO2というワークステーションで。あと、あこがれの映像編集ソフトも学んだ。というか、学校の授業ではそこそこ基本だけ教えてもらって、学校に泊まれる制度があったので泊まって触りまくった。
しかし、僕自身のセンスの問題であんまり良い作品はできなかった。
ただ、在学中にWeb制作のおもしろさにハマり、Web制作の道へ進んだ。
その道に進むキッカケをくれた、同じ年に通ってた水野さんには今でも感謝している。

制作会社からフリーランスへ

デジタルハリウッド卒業後に制作会社に入った。
この会社は今で言うと、ブラック的な会社だった。といっても、制作会社としていうとそこまでブラックじゃない会社だったなと思う。
その会社も結果的に1年で辞めた。色々と会社の方針との食い違いもあったし、ひとまずこの時は若かったと思うし、このとき辞めてなかったら今の自分はいなかったと思う。
そうして、フリーランスでふらふらとした働き方をここから5年ぐらい続けるんですが、その中でFlashというソフトに出会う。
これが大きな転機となった。

Flashアニメの世界

当時、Flash全盛期だった。ウェブサイトはなんかあれば、Flashを使うみたいな風潮があった。
そんなFlashでアニメを作る人も多く出てきた。そのコミュニティが何故か関西にあり、僕は何故かクリエイターじゃないのによく出入りすることとなった。

その中で「クリエイターのグッズを売ったサイトとかやったらおもしろそうやね」という話になり、たまたまartistgoods.comというドメインが空いていたので取得した。
そして、グッズ販売のサイトをオープンした。

artistgoods.comからアニメーションイベントへ

当時は2chのFlash板全盛だった。
そこから沢山のFlashクリエイターが生まれた。作品を紹介するサイトも沢山できた。
僕自身は、そいった中で、自分がクリエイターになれなかった側という思いもあり、かつ作品を批評したりうまく解説したりできない部分もあったり、どこか立ち位置の確保てきな焦りはあったと思う。というか若かった。また、それらのことが興味が無かった部分もあった。
ただ、自分がおもしろいと思ったクリエイターさんをみんなに知ってもらいたい、あがってほしいって思いはあった。ので、効率的ではないけど、インディーズアニメに関わってる時代は、何人かはちょっとだけ深めにはおつきあいさせてもらってお手伝いはしてた。
ただ、僕も仕事もあったりそれに専念はできないので、中途半端な部分はあった。
やったことの中で、上映会をやったり、エージェントさんにつないだり、コンテストの紹介などをしたり。
まあ、自分がやらなくても誰かがやってたかもしれないことばかりなんだけど。

「個人のクリエイター」と出口について

個人のクリエイターというものに関わって思うのは、出口があるかどうかだと思う。
アニメーションやイラストレーターはあるが、電子書籍のセルフパブリッシング(自己出版)においてはまだ商業出版という出口に繋がってるのかがわからない。
ただ、ずっと10年近く、変わらず個人のクリエイターというものに関われてるのは、たぶんインディーズアニメに関わってたからだと思う。
好きなんだと思うし、みんなが成功できな分野だけど、誰かスターがでて夢のある世界だと思う。電子書籍も面白いなぁって思うし、個人クリエイターって分野は面白いし、ずっと関わっていたい変わらず。

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