ドアパンチの修理代を全額支払って貰えなかったので少額訴訟してみた(04)

前話: ドアパンチの修理代を全額支払って貰えなかったので少額訴訟してみた(03)
次話: ドアパンチの修理代を全額支払って貰えなかったので少額訴訟してみた(05)

残金は翌月支払われる、と聞いていたのですが気がついたら二ヶ月以上経過していました。


特にディーラーに行く用事もなく、そういえば残金の支払いってどうなってたんだっけ?ふと気づくと修理が完了してから二ヶ月余りが過ぎていました。金額的に大きくないため、油断していたというのは否めませんが、ウッカリしていました。


ディーラーの担当者にその後の状況を確認してみたところ


・何度か電話をしているが、支払いはまだない

・奥様が出られて本人に取り次いで貰えない事もある


とのこと。「4万円支払ったのに、2万弱の支払いを渋るのか?」とちょっと不思議に思いましたが、このままでは何も進展しないと考え、「残金の請求は私からする」と担当者へ伝えました。


まずは相手の考えがはっきりしないので、直接電話を掛けてみました。取り次いで貰えないとか、そもそも電話に出ないかも?と考えていましたが、あっさりご本人が電話口に出られました。


「ドアパンチの修理代件ですが、残金はいつお支払い頂けるのでしょうか?」

「支払いなら4万円お渡しして、完了しています」

(ふぁっ!?)←本当に言いそうになった

「修理代金は6万弱ですので、まだ2万円弱の残金があるのですが」

「それはアナタの都合でしょう。私は修理代金として4万円をお支払いして、この件はもう終了していますよ」

(ちょっと、何言ってるか良く分からない…)

「えーと、事実としてまだ残金はあるわけですが、残金をお支払い頂く意思は無いということでしょうか?」

「だから、もう終わってることですからね、支払いもしませんよ」

「そうですか、そういう事でしたらこちらはしかるべき手段を取らせて頂きますので、宜しくおねがいします」

「はい、何でもやってください」

(ここのセリフはちょっと違ったかも)


記憶の限りで要点を再現すると、こんな感じです。会話を録音しておけば良かったと思いましたが後の祭り。とにかく相手側はもはや残金を支払う意思が無いということは確認できました。いよいよ面倒なことになってきました。

著者の秦 和夫さんに人生相談を申込む

続きのストーリーはこちら!

ドアパンチの修理代を全額支払って貰えなかったので少額訴訟してみた(05)

著者の秦 和夫さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。