☆滅ぼし物語☆1期3章

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著者: 高橋 ひろりん
少年「あいつは俺を魔界にさらったやつだ・・・」

身体が痺れて身動きができず怯えているとダークゴブリンは気配を察知したのか武器を構えている。
勇者は決死の覚悟でダークゴブリンに前に飛び出した。勇者はいまの少年では戦えないと判断して飛び出したのだ。

勇者「お前はにげろっ!!」

少年は身体が痺れていて動けなかった。そのときダークゴブリンとの戦闘が始まっていた。

7話 完

☆ダークゴブリン☆
  説明、魔界に生息する奇妙な動きをしていて、魔王の使いとも呼ばれているモンスター。人型で右手には斧、左手に盾を装備しており、攻守ともに能力が格段に違う。魔界以外は遭遇履歴が少なく未知のモンスターでもある。動きは鈍いが斧と盾の使い方がとても器用で反撃の隙を与えずに斧を巧みに使う。

8話(予感)

少年はゆっくり息をして、調子を整えている最中に勇者はダークゴブリンとの戦闘に集中していた。

勇者「うぉぉぉぉ!!」

攻撃をしかけたがダークゴブリンは攻撃を盾で受け止めて斧を振るい反撃をしてきた。

ダークゴブリン「オマエ・・・タオス」

ダークゴブリンの振り下ろした斧が勇者にかすり、吹っ飛ばされた。すかさず態勢を立て直し剣をかまえた。その時少年の叫ぶ声が耳にはいった。

少年「危ないっ!!後ろにもいるっ!!」

勇者「なに?!」

少年の叫ぶ声に反応したのか後ろを向いた。

8話 完

9話(恐怖心)

既に気ずくのが遅く、勇者の後ろ側に潜んでいたもう一体のダークゴブリンが素早く斧を振り下ろした。それを気ずくのが遅かった勇者はその攻撃をまともに食らってしまう。

勇者「ぐはぁぁっ!!」

まともに攻撃をくらってしまった勇者は動けなくなり、荒い息を吐いていた。じわじわと勇者に近づくダークゴブリンに少年は恐怖を抑えて勇者の前に飛び出した。

9話 完

10話(危機)

すかさず飛び出した少年はダークゴブリンに大きな声で叫ぶ。

少年「俺が相手だ!!」

勇者「やめろっ!!」

ダークゴブリン2体が連携をして少年に斧を振り下ろした。少年はダークゴブリンの斧を受け止めたがもう一体の斧をくらい吹っ飛ばされた。近づいてくるダークゴブリンに足がすくんで動けなくなった。

(・・・死なせはしません)

どこからか声が聞こえてきた。近づいてくるダークゴブリンの真上に虹色に輝く水滴が垂れてきた。
ダークゴブリンに虹色の水滴が当たると苦しみだした。

10話 完

11話(謎の加護)

少年はダークゴブリンの真上から垂れてくる虹色の水滴に目を奪われていた。

ダークゴブリン2体「グォォォォ・・・・」

(・・・いまです。逃げて下さい。」

少年はどこから言ってきてるかわからないがその言葉を信じ、勇者を立たせてその場を立ち去った。

少年「灼熱の道を抜けた。大丈夫か?!」

勇者「なんとかな・・・」

勇者はダークゴブリンの攻撃を受けたが運が良かったのかわからないが、鎧の一番硬い部分に斧が当たって大事に至らずに済んだのだ。

11話 完

12話(栄える街)

灼熱の道からどのくらい離れたのかわからない。微かに少し遠くの場所に街が見えた。

勇者「あそこが、栄える街だ」

言い終わると街に向けて少年と勇者は歩き始めた。
勇者はあの時の虹色の水滴の話しをしてきて、少年もそのことに興味を示していた。

勇者「あの虹色の水滴はなんだったんだろう?」

少年「気になりますね」

話しながら歩いてると街についた。少年と勇者は休息をとるべく、栄える街に足を踏み入れるのだった。

3章 完

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