墓地から這い出て、自由になってやった。
入社して、5年が経っていた。
冒頭でも書いたように、会社が墓場では無い。
「お金」というツールと「社会のルール」というシステムを使って、
ほとんどの人は、「社会」に葬られている。
もちろん僕の場合は、欲望に駆られ勝手に死んだのだが。
車や、住宅ローン、子供の教育費、など、ツールとシステムに縛られている人は多い。
そこを、抜け出せない墓場だと感じ、理解したのは、
僕が、その墓場を抜け出したからなんだけど。
あきらめた時点で、思考は死んでる。
あきらめた人間のコントロールは容易い。
仕掛ける側は、人間の感情のコントロールを常に考える。
残念ながら、この現実を知らない人は実際多い。
知らない方が良いという人もいる。
僕もそう思う。
知ったが為に、更に精神的に追い詰められることって、世の中にはある。
でも、たまたま僕は、この世の中のシステムに気付き、
堪らず逃げた。
まだ、墓場で息絶えることを受け入れたくなかった。
16年という時間を掛けたが、
上京する前の、あのキラキラした生き方。
好きな時に、好きな様に、好きな事をやる。
を、思い出せた。
墓場から這い出るには、そこが墓場だと気付かないと始まらない。
這い出たとしても、ゾンビのように他人を食ってしまう程、依存して生きてる人はいずれまた死ぬ。
生き返るには、それ相応のパワーが必要だけど、
術はある。
それについては、また需要があれば書きたいと思います。
ゾンビ量産することに意味は無いので。
会社や社会に依存する生き方は、
「楽」です。
何かあったら、そいつらのせいにすればいい。
給料が下がった。
消費税が上がった。
ガソリンが高くなった。
誰かのせいにして文句言ってれば、人はある程度落ち着く。
僕、そうでしたから。
今のこの自分の生活の不満や不安は、自分のせいじゃない!
自分じゃなくて、誰かのせいなんだよぉー!バカヤロー!
スッキリした。ご飯食べよ。
みたいな。
でも、何をどう叫んだところで、
って、「社会」は返して来るんだなコレが(笑)
ムカつくから、
僕は独立した。
今回も、最後まで読んで頂きありがとうございました。
一度でも、
クスッ、バカじゃんコイツww
って笑って頂けたら、「読んでよかった!」を押して下さいね。
嬉しくて悶えるので。
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