【バカヤン】もし元とび職の不良が世界の名門大学に入学したら・・・こうなった。カルフォルニア大学バークレー校、通称UCバークレーでの「ぼくのやったこと」

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前編: 「ぼくのやったこと」もし元とび職の不良が海外名門大学に入学したら。

仕事を始めて3ヶ月にも満たない頃に父親が真剣な顔で話しかけてきた。営業成績が良くなり会社で表彰されるから式に来てほしいとのことだった。まだ若干反抗期が抜けきれてなかったので「いかねー」みたいなことを言った。しかし、その後もしつこく誘ってきた。


表彰式の場所がなぜかハワイだった。入社3ヶ月にも満たないぺーぺーが休みを取るのは申し訳ないと思っていたので本気で断ったがそれでも来てくれと言われたので1泊3日でハワイに行くことにした。


生まれて初めてのハワイ。英語も喋れるわけもなく言葉が通じないことにイライラしていた。「やっぱりこんなとこ来るんじゃなかった!」そうタクシーで思った。


ホテルに到着し早速表彰式会場に向かった。


会場は不思議な雰囲気だった。ハワイだからか会場にいる人の殆どが幸せそうに見えた。この式は外資系生命保険会社のライフプランナーと呼ばれる営業マンに対する表彰式。その会社では毎年成績上位者が海外旅行セットの表彰式に招かれていた。


会場で初めて会う親父の友人と適当な会話をしていた。「いったいトップセールスはいくらくらい貰ってるんすか?」そうきくと「今年1位になった彼は2億くらいかな?」そう言われた。


「2億??」


「オレの仕事は1平方メートル足場を掛けて250円だぞ!」その時初めて同じ時間働くのにここまで差があるのかと知った。しかも彼らは仕事に対して強い情熱とやり甲斐をもっていた。



親父の背中

そんなスゲー連中の中で表彰される父親を見て 初めて親父の努力を知った。なんでも成績が上がらなければ数年で辞めていく外資系生保営業の世界で16年間売れないままセールスを続けクビ寸前の所で成果を出したようだった。


その売れない時代の半分は自分が最も愚れていた時期と重なっていた。仕事がうまくいかないうえに息子はちょこちょこ警察に捕まったり外や学校で問題を起こす。その度に妻とケンカし家庭内別居状態にまで陥る。母は精神がまいってしまい精神病院に診察にいく程だったそうだ。


その上、娘は大学に入学したのでなんとしても学費を稼がねばならなず経済的にも精神的にも苦労していた。そして16年目に初めて表彰されることになったので親父からすれば大きな達成でとてつもなく嬉しかったんだと思う。だからあれだけ表彰式に来いと自分に言ってきたのだとわかった。


嬉し涙をこらえる親父。




父親を目指す

表彰式に出席した経験が自分の仕事に対するマインドセットを変えた「せっかく働くなら沢山稼ぎたいしやり甲斐を感じる仕事がしたい」そう初めて思った。それだけでなく親父の背中を見たことで自分も親父のいる営業の世界で一流のセールスになりたいと志すようになった。そして一流の仕事をするには知性が必要だということもその時知った



勉強を始める

20歳で初めて勉強が必要だとわかった。でも何をどうやればいいのかまったくわからずなんとなく株の本を数冊買ってみた。


まったく意味がわからず途中でやめた。そもそも本一冊読みきったことすらなかった。「まず新聞読め」とアドバイスをもらったので実家にある日経新聞を読もうとした。


その時気づいた。「これなんて読むんだろう?:促す」「??」なんて意味だ??「為替??」は?なにそれ?


自分は新聞も読めないレベルの語彙力だった。


直ぐに本屋に駆け込み辞書を買うがそもそも読めないので辞書がひけない「辞書クソだな!」そう思った。幸いにも電子辞書に部首索引があったので直ぐに購入しなんとかそれで乗り切った。


みんなの読んで良かった!