☆滅ぼし物語☆1期9章
(タッタッタッタッタッ)
ユーリ「月が無いのに少し明るくなってきてないか?」
ソル「そうだな、なんでだろう?」
話しながら歩いていると栄える街で見かけた怪しい人がコソコソと歩いているのがユーリたちの視界にはいった。
6話 完
7話(怪しい人再び)
不思議な光が村を照らしている中、ユーリはコソコソと歩いている怪しげな人に声をかける。
ユーリ「そこの人!!こんな夜遅くになにやってるんだ?!」
???「なんですか?ただ外の風に当たっているだけですよ」
ミナ「でも明らかに怪しい動きだったよ。なにかあったんですか?」
ミナが質問すると怪しい人はなにかをつぶやいた。
???「・・・うるさいやつらだ。」
ソル「だったらなにがあったのか聞かせてくれないか?」
ソルがそう言うと怪しい人は怒ったらしく、怒鳴り返してきた。
7話 完
8話(怪しい人の正体)
怪しい人と話していると不思議な光が強くなってきている。その時、怪しい人はソルの顔を睨みつけながら口を開ける。
???「フゥゥゥ!!うるせぇ!!」
ユーリが見破ったような声を出しながら指を怪しい人に向けた。
ユーリ「その声はさっきのやつだ。お前モンスターだろ!!」
ミナ「そうなの?!」
ユーリの声に怪しい人はびっくりしたのかそわそわし始めた。
8話 完
9話(白銀の狼)
怪しい人はなにかを決めたのか、ユーリたちに話しかけてくる。
???「ばれたか・・・仕方ない、君たちはここで消えてもらう。」
怪しい人は軽く声を出すとともに身体を狼へと変化させた。
ユーリ「白銀の狼・・・月影のシルヴァーだというのか・・・?!とうの昔に滅びたはずなのに。」
シルヴァー「フゥゥゥ!!覚悟しろっ!!」
ソルがユーリに話しかけるよりも早くシルヴァーはユーリに素早く近づくと強靭な爪で引っ掻いた。ユーリは不意を突かれたらしく、シルヴァーの攻撃を受けてしまった。
9話 完
☆(白銀の狼)月影のシルヴァー☆
説明、月に近い山に生息している白銀の狼。いつも人に化けて行動しているため目撃例がなく、滅びたことになっていた。見る人を魅了する白銀の毛並みは月の光を受けて生えたという説がある。主な攻撃は強靭な爪で引っ掻く、体当たり、白い吐息を吐く等で攻撃を仕掛けてくる。白い吐息は異常に冷たく、当たった物を瞬時に凍らすことが可能。知識もあり、コミュ二ケーション力が高く、神種に登録されている。致命傷を受けて死んだ時に魂が月に消えていく。
10話(白銀の狼との激戦「1」)
ユーリはシルヴァーの攻撃を受けると後ろに吹っ飛ばされた。
ユーリ「くっ!」
吹っ飛ばされたが後ろになにもなく平らな地面だったため、ダメージは最小限に抑えられた。
ソル「ユーリ、大丈夫?!」
ユーリ「なんとかな」
ユーリは剣を抜いて杖のように使って立ち上がる。その時、矢がシルヴァーに当たるところが視界に入る。
シルヴァー「フゥゥゥッ!!」
ミナ「やったわ!」
ミナの放った矢はシルヴァーの足辺りに当たったがダメージは少なかった。
10話 完
11話(白銀の狼との激戦「2」)
矢を受けたシルヴァーは攻撃対象を変更したのか、ミナに素早く近づく。
シルヴァー「フゥゥゥ!死ねぇ!!」
ミナ「ふっ!」
シルヴァーはミナに体当たりを仕掛けようとしたがミナは横に避けて攻撃を受けずに済んだ。その時、ソルは大声をあげながら剣を抜いてシルヴァーに突っ込む。
ソル「うぉぉぉぉ!!」
ソルは素早く近づくと剣をシルヴァーの頭辺りに振り下した。
11話 完
12話(白銀の狼との激戦「3」)
ソルが振り下ろした剣はシルヴァーの頭に見事に当たり地面に倒れる。
シルヴァー「フゥゥ・・・」
シルヴァーは弱々しい声を出すがソルから受けた剣は会心の一撃ではなかったので素早く体勢を立て直した。
ミナ「まだ倒れないのっ?!」
ユーリ「任せろっ!!」
ユーリは大声をあげると少し離れている場所からシルヴァー目掛けて一直線に走った。
ユーリ「うぉぉぉぉ!!」
ユーリがシルヴァーの近くまで到達すると勢いよく剣を背中に振り下ろした。
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