嘘をついているはずなのに平気な人の恋愛の特徴

著者: mina miyu
大なり小なり人は嘘をつく
嘘をついたことがない人と問いかけて、ハイと手を挙げるなら、それがすでに嘘である
恋愛においては、嘘は恋心を燃え上がらせる着火剤にもなれば、愛を維持するための防護服にもなる
なにかしらを奪うために、なにかしらを守るために、人は嘘をつくのだ
恋愛の最中での嘘をどこまで嘘とするか演出とするか、はたまた、愛ととるかは、その二人の関係性だろう
しかし世の中には、恋愛においては、嘘をつくことが常用な人も存在する
恋人や配偶者の存在を隠す人
自身の経歴から居場所から誤魔化す人
行動も言葉もすべて偽りな人
嘘で塗り固めて恋愛をする人が存在する
その人と恋をした相手が苦悩するのは、嘘をついていることへの罪悪感がない人だということ
さらには、その嘘自体をその本人は嘘だとも思ってないこともあるのだ
なぜなのか
それは、その本人にとっては、その恋愛そのものが成立するための嘘は、正義だからだ
関係をもつため、その関係を維持するためには、自分のそのままではなく、つくりあげた虚像でなければならない
それを作り上げることは、二人のためであり、悪いことではないどころか、必要なことであるのだ
恋愛において嘘をつくことが平気な人は、恋愛を常にし続けていたい人でもある
自分の価値を恋愛におきがちであり、だから恋愛を作り上げるための嘘は、自分の存在を肯定するためには必要な正義なのだ
では、その嘘をうけとめる相手に対する罪悪感や愛情はあるのか?
その人が欲しいのは、虚像で塗り固めている自分に気づかずに愛してくれる相手である
それは、二人の間に生まれる愛ではなく、自己愛でしかないのだ

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