ダラダラするなら「リバ邸渋谷」に行け。リバ邸で得た、9つの刺激・気づき。
(このストーリーは、僕のブログ「わたぽんWorld@UK」で書いたものを、再編集したものです。)
リバ邸
最近よく聞くんじゃないですか?英語で自由を意味する"Liverty"と掛け合わせてるんでしょうね。なかなかうまいネーミングだと思っています。
リバ邸って何?
もしそんな人がいるなら、こちらの記事をどうぞ。
リバ邸の解説、何ができるか、書いてあります。
BASEなどサービスが続々と生み出されるクリエイティブなシェアハウス「リバ邸」に住み始めてからBMLリリースまで
簡単に言うと、誰でも自由に来ていい、シェアハウス。何かをしたい人が集まってます。
そんな、リバ邸について書く前に、訪問前のことから書き出したいと思います。
渋谷でさまよい、着いたのは夜中の0時
渋谷といえば、言わずと知れた大都市。
一応事前に、Twitterを通してリバ邸渋谷に連絡しておいて、夜10時に渋谷のとある待ち合わせ場所のコンビニへ。
イルミネーションを潜り抜けてきた僕は、「ついにリバ邸に行ける!」と興奮気味。
しかしおかしい。
たしか1時間ほど、そこで待っていました。
周りにはタバコを吸う若者や、飲み終えたサラリーマン。
その中で、でかいボストンバッグを抱えた僕は、立ち尽くしていました。
そう、僕は京都から東京まで来ていたのでした。
最も大きな問題は、僕はスマホを持ってないってこと。笑
それまでTwitterで連絡をとっていた僕は、連絡しようにもできず、ただ待っていました。
電話番号は教えておいたので、いつか連絡くるだろうと。
結局1時間、コンビニの明かりを使って本を読みながら、大都市・渋谷で独りぼっち。
僕のガラケーが活躍することはありませんでした。
その日の夜は、2時半から恵比寿のRacers CafeというところでF1観戦予定だったので、待ちきれず、待ち合わせ場所を去ることに。
たまたま見つけたWi-Fiでツイート
レース観戦までは、あと3時間以上。
なにもすることがない僕は、見知らぬ東京のイルミネーションの中をさまよってました。
渋谷のマクドに入ってみてWi-Fiを探すも見つからず、街中にあふれる若者がはしゃぐ姿を見て、ため息をつく。
渋谷にはもはや、用はない。そう思って恵比寿に移動し、ネカフェを探すことにしました。
ちょうど良い感じのネカフェが、駅を降りてすぐのところにあったので、ビルの前で入ろうか、どうしようかと思案。というのも、僕はネカフェに入ったことがなかったので、ちょっと怖かったんです。
看板とにらめっこし、数分後、入ることを決意。
ガラケーが震えたのは、その時でした。
正直、少し迷いはありました。
だって恵比寿までわざわざ電車で来たのに、またお金を払って渋谷に行くのか、と。
リバ邸に行ったって、1時間ちょいしかいれないだろう、と。
今から行ってなんの意味がある?
時刻は夜11時45分頃、僕は恵比寿から再び、渋谷の待ち合わせを目指すことに。
なんのために今、東京にいるのか。それはネカフェでダラダラするためじゃない。
少し揺れていた僕の心は、この質問に対して素直な答えを導きました。
着いたときには0時は過ぎてました(笑)
リバ邸渋谷に訪れる際は、ちゃんと連絡を取りましょう!あと、スマホ買うべき。
元世界チャンピオンとの出会い
案内されてお邪魔した、リバ邸渋谷。
中には10人くらい?いました。
まずは軽く自己紹介。
「この人も今日、リバ邸に泊まるよ」
「何人かはもうすぐ帰っちゃうかなー」
「あ、この人、スマブラ世界チャンピオン」
「元チャンピオンね。」
……えっ、えええええ!!???
こうして、いきなり衝撃的な人との出会い。
遊びにこられていたそうで、僕が来てすぐ帰ってしまいましたが。
リバ邸、うわさ通り、おもしろそうなところ。
in English
ソファに座ってると、続いて住民の方が、色々話しかけてくれます。
驚いたのは、英語話せる人が多い。
僕がイギリスの大学に進学すると言うと、急に会話が英語に!
下手な会社よりすごいぞ、リバ邸。
話す内容も、大企業のような堅苦しさが全くなく、おもしろいですからね(笑)
楽しい会話と出迎えの後、シャワーを使わしてもらいました。
気になったのは、しゃべってる人もいれば、集中してPCいじって人も。
皆したいことしてるって感じです。
ちなみにですが、リバ邸に泊まったり、シャワー借りたりすることができます。
ヒッチハイクも使えば、食費のみで旅なんてことも。
リバ邸渋谷、9つの刺激・気づき
さて、ここからはリバ邸渋谷に行って気付いた、刺激を受けた9つのことを書いていきます。
①スピーディな行動
ウェブサイト作りしてるところを、見学させてもらいました。ようは彼らの仕事風景です。
PCを前に、ホワイトボードも使って、アイデアをどんどん出してく。そしてスパッと決める。
とにかく仕事が早い!
自分も何か動き出したくなってきます。
②幅広い知識
いろんな人が住んで、たくさんの人が訪れるからか、知ってることも幅広い。
洋楽も詳しかったし、スポーツについても話せる。なにより、起業やPCについても詳しい。
誰が行っても、話に退屈することはないでしょう。
③否定しない
例えば僕が、F1好きです!と言っても、誰もマイナスな反応をしません。
逆にどんどん、食いついてきます。まさにブラジルにいるビラニア。
他の方もそう言っていたので、「否定しない」というのは彼らの特徴の1つでしょう。
まさに人としてできてる感じ。
④自由
たぶん、荒らしや性的なことでもしない限り、何しても大丈夫でしょう。
⑤とりあえずMacを買え!
リバ邸の仕事スペースにあったPCはみんなMac。
僕も言われました。「とりあえずMacを買え!」
⑥ブログについてのアドバイス
僕がブログをやってることを言うと、なんとアドバイスもらえました。
今日から実践していこうと思います。
⑦英語話せる
先ほども書きましたが、彼らは英語ができます。
留学に行ったりしてたそう。
⑧頭が良い
通っていた大学や、みなさんの会話を聞いていると、頭が良いことが分かります。
自分の無知さに、腹が立ちます。
⑨メリハリ
ついさっきまで僕と雑談してたと思ったら、次の瞬間にはMacいじってたり。
PC触ってると思ったら、いきなり映画を見だしたり。
一つ一つの行動に、メリハリがありました。まさに「無駄に過ごす時間などない」と言わんばかりに。
僕が受けた刺激、気付いたことはこんな感じです。
人によって感じることは違いますし、僕とは違う発見があるでしょう。
でもとりあえず言えること、それは、
「リバ邸には受け身で行かず、何かを感じ取ろうとしに行け!」
ってことです。
受け身でいると、たぶん、30分もしないうちに、スピードと行動力と集中力に、圧倒されて終わっちゃうでしょう。少なくとも、リバ邸渋谷はそういうところ。
僕は夜中の1時間半しかいけませんでしたが、それでも数多くの学び、気付きがありました。
リバ邸渋谷に行けば、ほとんどの人が、「今のままじゃこいつらに置いてかれる」と思うはずです。
ここから日本を揺るがすビジネスが出てくるのも、そう遠い話ではないかもしれません。
行く時は連絡をきちっととって、何かを学ぶ意識を持って、あとついでにスマホを持って、楽しんできてください!
(ストーリー中にも出てきてましたが、僕自身はF1のエンジニアになるため、イギリスのサウサンプトン大学に進学します。そのブログもやってるので、一度見てもらえると嬉しいです。)
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