ゲイのおっさんにお持ち帰りされた話
当時26歳だった僕は、なぜかゲイのおっさんにお持ち帰りされてしまった。
※僕はゲイではありません。
※僕は同性愛否定派・反対派ではありません。
※このストーリーに同性愛者を否定・中傷する目的はありません。
☆★☆★☆100万PV突破☆★☆★☆
本当にありがとうございます!!!
この日は意中の女友達と食事の予定があった。
いわゆるデートだ。
19時に仕事を終え、いち早く会社を出る。
向かう先は”わたしとあなたのオサレスポット恵比寿”(公式でそんなキャッチフレーズはない)。
先に恵比寿で待ってくれていた女友達と合流して、いざニューオープンした知人の店へ。
開店祝いの黒糖焼酎「長雲 一番橋」(とてもおいしいよ!)を知人(店長)に渡し、
やいのやいの2人で飲み語る、語る飲む。
おなかもいっぱいになったところで、お店を変えることにした。
2件目は言わずと知れた恵比寿の人気店「ZEST」。
最高の雰囲気でおいしいお酒を堪能。
やっぱり恵比寿ZESTは今日も最高だ。
やいのやいの友達と2人で飲み語る、語る飲む。
なんと楽しいことでしょう。
ここは竜宮城か?
おっと時間は24時。友達は終電間近だ。
気にせず飲もうと持ちかけたが断られる。しゅん。
残念だがどうやら竜宮城から帰らねばならないようだ。
あぁ黄金の時よ、また会おう。
友達と別れ、いそいそと終電間際の電車に駆け込む。
車内は残業帰りの疲労困憊サラリーマン(略称:サラ疲ーマン)や、
酔っぱらいたちの若干のカオスを漂わせつつ、少し混雑していた。
運良く途中で座席に座ることができたが、これが良くなかったのか座った途端に頭と体を脱力感が襲う。
いや~、今日は結構飲んだなぁ。
あぁ、 、、
下心を捨てて、、、
あたまの回転緩めたら、、、
だんだん、、、
だんだん、、、、、。
・・・・・・はっ!
・・・ここはどこだっ!
眠さでまぶたがあまり開かないが、ぼんやりと駅名がわかるものを探す。
(駅名は伏せておこう)
なぜ、最寄り駅まで行かず途中駅で降りてさらに駅のホームのベンチに座っているんだ?
人間、寝る直前の記憶ってないよね。
時間は?
・・・あぁ、終電がない時間だ。
しょうがない、タクシーで帰るか。
家までそんなに遠くない。
腰をあげようとしたそのとき、知らないおっさんが登場した。
いつからいたんだ?
50代前半くらいであろうか。
俳優の斉藤洋介似の、まさに「おっさん」がそこにいた。
おっさんは言う。
うちで飲もうよ。
そんで、よかったらうち泊まっていきなよ。
※写真はイメージです。実際にはこの人ではなく、こんな晴れやかな登場ではありません。
悪い人ではなさそうだ。
まあ、ヒマなんだろう。
知人で似た経験(居酒屋で隣り合った既婚サラリーマンと意気投合してその人の家で飲み、
泊めてもらい、朝は奥さんの手料理まで振る舞ってもらった)
をした方がいたので、僕も経験してみようと思い、二つ返事で承諾した。
(下に続く)
※※※※※※※※※※※※※※※
※この記事書いたワタクシ(にーさん)の紹介
日本最大級のなぞなぞサイト【なぞ.com】(近未来なぞなぞ)
も一人で作りました!
↑7000問以上のなぞなぞを全問無料で公開しています♪
のぞいてみてね♪
例1:ブラスバンド=2 吹奏楽=0 パントマイム=3 ミュージカル=◯ さて いくつ?
例2:アイロン ハンガー メガネ ふとん 共通点 な~んだ?
※※※※※※※※※※※※※※※
(続き)
駅を出でおっさんの家に向かって歩く。
歩いている間に僕の人生相談。
社会の先輩にご指導・ご鞭撻を受ける。
おっさんは仕事ができそうで結構な給料をもらっていそうだ。
身なり、話しぶり、考え方で伝わってくる。
話し方には自信があふれており、論理的に話し、すべてを的確にそして説得力とともに回答をくれる。
僕は今日、人生の師に出会ったのだろうか !
おっさんに名前を聞くと濁した。
なんだろう?名前のやりとりとか自己紹介への興味の無さが半端じゃない。
まぁいいか。
著者の近未来なぞなぞ なぞQさんに人生相談を申込む
著者の近未来なぞなぞ なぞQさんにメッセージを送る
著者の方だけが読めます