ゲイのおっさんにお持ち帰りされた話

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当時26歳だった僕は、なぜかゲイのおっさんにお持ち帰りされてしまった。

  

※僕はゲイではありません。

※僕は同性愛否定派・反対派ではありません。

※このストーリーに同性愛者を否定・中傷する目的はありません。


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本当にありがとうございます!!!


この日は意中の女友達と食事の予定があった。

いわゆるデートだ。

19時に仕事を終え、いち早く会社を出る。

向かう先は”わたしとあなたのオサレスポット恵比寿”(公式でそんなキャッチフレーズはない)。

先に恵比寿で待ってくれていた女友達と合流して、いざニューオープンした知人の店へ。

開店祝いの黒糖焼酎「長雲 一番橋」(とてもおいしいよ!)を知人(店長)に渡し、

やいのやいの2人で飲み語る、語る飲む。


おなかもいっぱいになったところで、お店を変えることにした。


2件目は言わずと知れた恵比寿の人気店「ZEST」。

最高の雰囲気でおいしいお酒を堪能。

やっぱり恵比寿ZESTは今日も最高だ。

やいのやいの友達と2人で飲み語る、語る飲む。

なんと楽しいことでしょう。

ここは竜宮城か?


おっと時間は24時。友達は終電間近だ。

気にせず飲もうと持ちかけたが断られる。しゅん。

残念だがどうやら竜宮城から帰らねばならないようだ。

あぁ黄金の時よ、また会おう。


友達と別れ、いそいそと終電間際の電車に駆け込む。

車内は残業帰りの疲労困憊サラリーマン(略称:サラ疲ーマン)や、

酔っぱらいたちの若干のカオスを漂わせつつ、少し混雑していた。


運良く途中で座席に座ることができたが、これが良くなかったのか座った途端に頭と体を脱力感が襲う。

いや~、今日は結構飲んだなぁ。


あぁ、 、、


下心を捨てて、、、


あたまの回転緩めたら、、、



だんだん、、、




だんだん、、、、、。






・・・・・・はっ!


・・・ここはどこだっ!


眠さでまぶたがあまり開かないが、ぼんやりと駅名がわかるものを探す。

(駅名は伏せておこう)


なぜ、最寄り駅まで行かず途中駅で降りてさらに駅のホームのベンチに座っているんだ?

人間、寝る直前の記憶ってないよね。

時間は?

・・・あぁ、終電がない時間だ。

しょうがない、タクシーで帰るか。

家までそんなに遠くない。


腰をあげようとしたそのとき、知らないおっさんが登場した。

いつからいたんだ?

50代前半くらいであろうか。

俳優の斉藤洋介似の、まさに「おっさん」がそこにいた。


おっさんは言う。

おっさん
なに、終電乗り過ごしたんでしょ?
うちで飲もうよ。
そんで、よかったらうち泊まっていきなよ。
おっさん
わたしもヒマだからさ。


※写真はイメージです。実際にはこの人ではなく、こんな晴れやかな登場ではありません。



悪い人ではなさそうだ。


まあ、ヒマなんだろう。


知人で似た経験(居酒屋で隣り合った既婚サラリーマンと意気投合してその人の家で飲み、

泊めてもらい、朝は奥さんの手料理まで振る舞ってもらった)

をした方がいたので、僕も経験してみようと思い、二つ返事で承諾した。

(下に続く)


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(続き)

駅を出でおっさんの家に向かって歩く。

歩いている間に僕の人生相談。

社会の先輩にご指導・ご鞭撻を受ける。

おっさんは仕事ができそうで結構な給料をもらっていそうだ。

身なり、話しぶり、考え方で伝わってくる。

話し方には自信があふれており、論理的に話し、すべてを的確にそして説得力とともに回答をくれる。

僕は今日、人生の師に出会ったのだろうか !



にー
あ、すいません、そういえば名前伺っていいてすか?
おっさん
ん?うん、まあいいじゃないか。


おっさんに名前を聞くと濁した。


にー
僕はにーって言います。よろしくお願いします。
おっさん
ん?うん。


なんだろう?名前のやりとりとか自己紹介への興味の無さが半端じゃない。

まぁいいか。

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