スタートアップ(ベンチャー起業)と言う魔法の言葉に騙されてはいけない
社内に人数が少ない分、揉め事や嫌いな人が出来た時点で、
会社には当然ですが居づらくなります。
それでも我慢して働くと筆者みたいに、実は同性愛者が混じっていて、
好意がある事を伝えられて鬱まで追い込まれる。
なんて嘘みたいな本当の話もあります。
実際、年を取ると大きい組織で薄い人間関係の方が、
働きやすいなんて気持ちになる方も多いかもしれませんね。
◆得た物編◆
今まで散々デメリットの部分でお話して、
ベンチャー企業に魅力無いなんて事を考えてしまった人もいると思いますが、
そうでもありません。
理由は下記に書きますと、
① 「個人の仕事の範囲は多岐に渡る」
ベンチャーでは「自己責任」という所が多く、個人的な仕事の部分が多くなります。
会社を経営していく上で、人数が少ないため、大企業では部署毎の仕事も個人で処理する事も多々です。
仕事の少ない企業と比べると、得られる経験は多くの物になるでしょう。
私は前職、スタートアップから始める機会がありましたので、ITコンサルティングの会社でしたが、
営業、セミナー経験、広告製作、WEB製作、システム開発、コンサルティング業務、派遣社員の管理、税金の処理、備品の手配、多岐に渡る業務を経験しました。
それは大企業や組織では決して得られない経験値だと思います。
② 「会社の物事の決定速度の違い」
ベンチャーは、大企業と違って意志決定の速度が全然違います
人数が少ないと言うことは、常に手探りの状態なので、課題に対して、検証を試行していく作業が発生します。
物品の購入から、人の手配、人事の決定権など、
普通数か月を要する事が、数秒で決まるのもベンチャーの魅力でしょう。
③ 「社長(TOP)と接する機会が多い」
ベンチャーに就職する上で、魅力的な部分がここにあります。
特に経営者が優秀であればあるほど、魅力的な人間性やスキルを身近に経験する事が出来ます。
また自分の成長が学生時代と違って異次元のスピードで進む事もあげられますね。
昔の社長に言われていたのが、
①目標を設定する(売上、資格、スキル向上)
②周囲の環境(スキル向上)を考えて現場を決める
③付き合う人間を選ぶ(ようはライバル探しです)
今思えば、この三つのハードルが高ければ高いほど大変でしたけど、
専門卒で学歴もスキルも何もない人間が、大企業の、コンサルに入れたり、
貴重なシステム開発の現場を経験できた事、大企業に居ては無理だったと思います。
言葉を変えれば、
「万力の様な力で、無理やりどんな人間でも背を伸ばされる」
そんな経験です。そりゃ脱落者も多いけど、残る人は非常に魅力的かつ優秀な人も必然的に多くなります。
最後に…
◆ベンチャー=夢追いし旅人◆
結局、後悔しない人生を送る為には、自分の生き方を決めるしかありません、
何歳までに、何をする、何がしたい、何が買いたい。
人と比べて生きてくよりも、自分で選択する方が好き、そんな人達の集まりなんです。
そして、それに合った、社風やビジョンを持っている会社を選ぶ。
会社は結局は人間です、恋人のような者で性格を持った人間だと思ってください、
あなたが、この先、何年も付き合える人のような会社を選ぶ事。
それが一番、後悔しない人生を送れます。
また筆者は、最後に3度離婚してしまったという事をお伝えして終わりにしたいと思います。
※本音としては、ベンチャーなんて夢を語るなら従業員の人生の責任を持つ経営者が居て欲しい
御読了ありがとうございました。
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