親の捨て方、子からの捨てられ方 超成長産業であるはずの介護が成長できないわけ

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前話: 親の捨て方 子からの捨てられ方 介護が抱えるお金で解決できないシャレにならない問題

ライバル会社の収益を

まるまる切りくずすことが可能な為だ。

お金を投資することに対して

これほど有益な所はそうそうない。

そしてケアマネからイニチアティブを取るためによくとる手段が

正当な理由がついた介護拒否だ。

もちろん正当な理由で使うのだが

中にはケアマネへの不満から断ることもある

拒否利用者の拒否理由は

もっともらしいことを言えばいいのでたちが悪い。

先ほども言ったが

利用がない=収益が手に入らない

また利用がさせられない=信用問題にもかかわる為

この行動は地味に堪えるのだ。

つまり利害関係さえ保てればいい。

金品の要求で落ちなくとも

利用実績がつめないケアマネに

実績をつけてあげれば

仕事が舞い込むこともある。

賄賂じゃなくても優遇による返礼

これをうまく使い分け

法の網をすり抜けているのです。

またずるがしこいケアマネがよくやるのが

抱き合わせ紹介。

難易度の高い利用者を

利用者に困っている施設に

扱いやすい利用者を餌に紹介するのだ。

施設が欲しいのは

扱いやすく高単価な利用者だ

この場合の高単価は

利用者にかかる手間これが

職員が何人分どれだけ拘束されるか?

家族が話がわかるか?

である。

ケアマネは横のつながりがあり

施設の状況は常に情報交換がされている。

どこの施設がやばいのかは

各人各々情報を持っているため

どこの施設が経営的にやばいのか

大体わかっている。

そこで経営が厳しそうな施設に

利用者を持っていく。

目先の利益に欲がくらんだ

経営者は無理な条件も飲まざるおえない。

でもかまいません

しわ寄せは従業員がとるんですから。


ここまで読んでいただいた聡明な方はお分かりでしょうが

介護施設のお金の流れは
政府が敷いた制度と
ケアマネの裁量で
ほぼ決まってしまうわけです。

創意工夫なんて入る余地なんざほぼありません。

ちなみに介護施設の能天気なあほ上司がよく言う台詞が

いい介護をすれば人は来る!!!

あほな事言うけどさ

よく考えてよ

デイサービスに来る人間ですら

認知症で会話がろくに出来ずにトラブル起こしちゃうか

病院にすら一人で行けないような人よ

そんなんでバイラルなんか起こるわけないじゃない。

SNSじゃあるまいし

だからこそ

自分の身は自分で守ることをお奨めしたい。

社会福祉なんてお題目で

虚勢と見栄と利権を争ってる

今の状況でアホな状況下で

ろくな状況にならないのがわかりきっているので…


次回は

ましな施設への親の捨て方でいこうと思います

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