わが子のためにお父さんが手作りした学習プリントが、『公文式』になった話

いつの時代も、どんな国でも、我が子を想う親の気持ちは同じ。

私たちは、"我が子を想う親の愛情"にスポットを当て、ストーリーを募集しています。


このストーリー募集企画は、『公文 公(とおる)』さんという、

1人の父親のストーリーから始まりました。


高校の数学教師である公さんは、妻の禎子(ていこ)さん、

そして3人の子供たちと共に大阪で暮らす5人家族。


ある初夏の日、禎子さんは小学校2年生の長男、毅(たけし)君のポケットから、たまたま点数のよくなかった算数の答案用紙を見つけます。


小学校のうちは「健康第一で体力をつくっておけばよい」と考えていた公さんでしたが、妻に頼まれて毅君の算数の勉強をみることにしました。



しかし、市販のドリルなどをやらせてみるも、

これが面白くないので続けることができません。


小学校で「算数」の成績を伸ばすことよりも、

将来「数学」をスムーズに解けるようにしてあげたい。


そう考えた公さんは、毅君のために自ら教材を作り、次の方法で学習を進めました。




・毎日時間は30分程度

・目標は小学校の成績向上ではなく、高校で数学に困らない学力をつけること。

・途中でやめると嫌になるので、いつまでも続ける。

・問題は1日分ずつ作成、夕食前に自習する(夕食後は勉強の話を一切しない)


具体的には 毅君が夕食前にプリントを解き、それに禎子さんが寄り添う。


毅君が寝ている間に公さんが採点し、

間違えたところに必要な場合だけ注意を書いて戻し、直しをさせる。

100点になったところで先に進める。

という方法でプリント学習がスタートします。


公さんは、「何ができて、何ができないのか」を観察し、毅君が無理せず自分自身の力で解き進めることが出来るように、学力の伸びに合わせた学習プリントを毎日作りました。


親子二人三脚で続けた1日30分のプリント学習は、

小学校6年生には、高校の微分積分ができるようになりました。


こうして、我が子を想う父親の愛情から産声をあげたプリント学習は

「公文式」と名付けられ、人から人へ、街から街へ、そして世界へと広がり続けています。





公さんの想いが、わが子、毅君に届いたように、

あなたの想いも大切なわが子に届き、その子の「力」になりますように。


募集テーマは


『親にしてもらって感謝していること、いつかわが子にしてあげたいこと』


あなたのストーリー、お待ちしております。


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