世界を少し先へ進めるには、いつから始めても遅い事なんてない。

前話: Graph hackシードで最優秀賞を頂いたプレゼンが完成するまで
次話: STORYS.JPの中心には、いつも人がいる。
著者: 大塚 雄介

33才になって

一昨日で33才になりました。

10代の頃想像していた33才ってもっと大人びていて

落ちつていると思ったのですが、そんなことないものですね。

33才が若いのかおじさんなのか微妙ですが、

”これまでにない新しい物を創りだし、少しでも世界を先に進めたい”

そんな気持ちだけは昔から変わっていないです。
それこそ20代の頃は志だけで、何一つ形にすることもできなかったのですが、

今は仲間がいることを本当に幸せに思っています。


アイデアを形にする過程や苦労にこそ学びがある。

私は今、本職を1ヶ月お休み頂き、STORYS.JPにフルコミットしています。

個人の挑戦を推奨してくれる NEXWAY という会社に本当に感謝しています。

宏昌さん、笑顔で「挑戦してこい!」って送り出してくれて、

本当にありがとうございます。

宏昌さんの言うように「アイデアを形にする過程や苦労にこそ学びがある。」

まさにそれを実感中です。


よく「スタートアップのアイデアには価値がない。」という意見を見ます。
その意見に100%同意するかは別として、確かにアイデアを形にして世に

問うからこそ、価値を提供できるのだと思います。


形にして出せば賛否両論ありますが、そこで自分たちを信じて進めるか?

チームで自分たちのコンセプトを信じて進めるか?

そこで人間性が問われ、葛藤や不安を乗り越えながら、

それでもサービスを磨き続ける。そこで磨き続けたサービスこそ

本当にユーザーに価値を提供できるサービスになれるのだと想います。


また、私はスタートアップってロックバンドみたいだとも思っています。

特にSTORYS.JPはそうです。


成功を約束された訳でもないし、

プロダクト(ファーストアルバム)を出してプッシャーもある。

失敗もするけど笑って吹き飛ばして、前しか見ていない。

クソッタレな喧嘩もするけれど、

でも、それはサービスをよくするためだとみんなわかってる。


そして、何よりSTORYS.JPというサービスで

ユーザーと一緒に、ムーブメントを創り出していきたいと想っている。

「自分の事を語るなんて恥ずかしい」そんな人の気持ちを出来るだけ汲みつつ、

みんなの中に眠っている世界で一つだけのストーリーを掘り起こしていきたい。


だって、FacebookやTwitterが私たちの生活に定着した今、

有名人や著名人ではなくても、

自分の人生を伝えることで、可能性が飛躍的に広がる時代になったのですから。



世界を前進させる

STORYS.JPにジョインして、毎日、驚くほどワクワクしています。

これは私の主観なのですが、ここ数十年で考えると現在ほど、

世界を前進する条件がそろった時代はないのではないか?と思います。

WEBサービスを作り出すということにおいて特にそうではないかな?と思います。


高速な回線は当たり前ですし、サーバーは安価に利用できます。

HTML/CSS/JSも少し学べばかけるようになります。

HTML/CSS/JSを学ぶサービスもクオリティの高い無料のサービスが沢山あります。


HTML/CSS/JSを直接編集しなくてもドラッグ&ドロップで

モックアップが作れ、アイデアを形にし人に伝える手段も無数にあります。

デザインに関しても同様で、SlideShareなどに多くの教材がありますし、

フォント/アイコン/テクスチャ/カラーなど、

多くのお手本や無料素材があります。


UXの考え方も、ソーシャルマーケティングも貪欲に学ぼうとすれば

無数の良質の教材がインターネット上には驚くほど沢山あります。


また、FacebookやLinkedinやTwitterなどを活用することで、

多くの人とお会い出来るというのも大きいと思います。

世界を前進させるのは一人ではできない。

多くの方と出会い・知見を共有し合ってコラボレーションをすることは

もの凄く重要だと思いますし、そういうことがし易い世界になりました。


その昔、一人夜な夜なダイヤルアップでHPビルダーを使いながらHPを作ったり、

BBS掲示板を作っていた頃とは訳が違います。



人の生活を変え、ほんの少しでも世界を前進させる


技術がコモディティ化したこの時代、

何が大切になってくるかと言えば、技術的な問題よりも

「人の生活を変え、ほんの少しでも世界を前進させる」。

そんなサービスを作ろうと思っているか、どうかな?なのかなって思います。


「かっこいい!」でもいいですし、「便利になった!」でもいい、

「楽しい!」でも「悲しみを共有できた。」でも、何でもいい。

人が使って心動くサービスなのか?が大切だと思います。


世界を ”少しだけ先へ進めたい”。それは誰にでも出来ることだし、

ワクワクするし、心震える。今年も私はそんな1年にしていきたいと思います。


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STORYS.JPの中心には、いつも人がいる。