私の弟は、電気なしには生きられない。

著者: 松本 真奈美

こんばんは。

また、大きな地震がおきましたね。


3.11では私も小学校の体育館で一晩を過ごしました。体育館にはたまたま外国の方が4人ほどいて、初めての地震に驚いていたので、たけのこニョッキとかを教えたりして和ませていました。

夜に外に出たら、電気がないので辺り一面が真っ暗。上を見上げたら、不本意だけど、今まで日本で見た星空の中で、一番綺麗な星空だった。

本当は夜って真っ暗なんだって、当たり前のことに気がついた。

今でも、停電のところがたくさんありますね。

私の弟は、ミトコンドリア異常の難しい病気で、歩くことも喋ることも食べることも、一人で呼吸することもできません。だから、24時間呼吸器です。つまり電気がないと生きられないのです。

家から出ることも難しいので避難も難しいのです。でも、そういう方、日本にはたくさんいらっしゃると思う。


九州の方、また九州にご家族がお住いの方、本当にすごくすごく不安だと思います。余震も、まだまだたくさんありますね。とにかく、とにかく、生きてください。日本はどんなことがあっても、立ち直って前に進んできました。希望を、決して失わないでください。

1日も早く、平穏な生活が出来ますように。




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