ニートで恋愛依存症だった自分がゲームで出逢った人を好きになり経営者になった話し3

著者: 青木 恵美

「ごめん、俺、彼女おるから…」

やはり想像通りの答えだった。

そんな事わかってた上での告白だ、ひるんでいられない!

私「そんなのわかっとる、だから彼女と戦わせて!」

彼「……」

私「どう頑張っても無理だって分かったら諦めるから!」

彼「好きにしろ…」

私「よっしゃー!それじゃ私、名古屋に引っ越す からね」

彼「はあああ???」


こうして私は43年間生まれ育った札幌を出て名古屋に住む事に決めた。

しかし、その前に親の説得が難関だ。

私「名古屋に好きな人が出来たから名古屋に引っ越したいと思ってるんだ」

親「結婚するのか?」

私「しないよ、付き合ってもいないし」

親「……」

私「彼女も、おるし33歳だし」

親「はああああ???」


納得したと言うよりは、あきれられたと言う感じで親は折れた。

彼もまた、「お前、人生もう少しちゃんと考えた方がいいぞ!」「普通の男なら完全に引くぞ…」

とあきれた感じだったが最後は折れた。

こうして告白から3ヶ月、私は名古屋人になりました。





著者の青木 恵美さんに人生相談を申込む