人生は時に不公平〜8〜

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著者: 根本 竜助

恥をかかせるんじゃないよ!

こっぴどく殴られた、地獄に収監される気分だった!

自分ばっかりなんで?どうして親父はこんな奴と結婚したの?

自分はもう必要ないの?とにかく愛情に飢えていた。

中学3年になり、大好きだった野球も地区大会で敗戦、呆気なく引退になった。

そして、新たな彼女を作り、夏休みに初めてセックスをした。

不思議と心が満たされた。

自分は家族が認めないだけで、本当は凄い天才なんだと思ってた、しかし、勉強してない人間はできる訳もなくこの時の順位は80番代、5教科で200点いくかいかないか位まで落ちぶれて居た

選べる高校は限られて居た、私立校からの野球特待生の話もあったが、甲子園を目指せる高校ではなく良くてベスト4位の高校だった、そして何より金が掛かる。

そんな中、周りの影響で夏休みにギターをはじめた、友達のお父さんの仕事を手伝い安物のギターを手に入れ毎日、弾いた。

当時はGLAYやラルクなどが眩しくいつか俺も憧れられる存在になりたいとただ漠然と思っていた。

勉強もせず、入試の季節が迫って来た。


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人生は時に不公平〜9〜