嫌いだった自分探しの旅 第2話 おじいさんから受け取ったこと

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「おじいさんの残した写真」


僕はその時の仕事の一環で、その方の遺品のフィルムを現像し、すべての写真を整理する機会をいただきました。


あまりにも多い数だったため、特に何も考えずにひたすらアルバムにつめていっていたのですが、ゴールを見据えておそらく最後の休憩にしたであろうところでの写真が、今でも忘れられません。


「空と、自転車と、道路」、写っていたのはそれだけなのですが、やけに目を奪われました。


なんというか・・・、80歳の旅の最後の写真のはずなのに、「まだまだこれからがある」そんなことが伝わってくる写真でした。



その写真を眺めながら、当時その回を担当していたディレクターから、おじいさんが話していたエピソードを聞いていくうちに、「自分も自転車で日本を旅してみたい」という気持ちがムクムク湧いてきました。


もともと出不精でそんなに旅好きでもなかったのですが、そのおじいさんの遺した「一歩踏み出す勇気を持つ」という言葉に後押しされ、バイト代をはたいてグレートジャーニーという有名な旅用の自転車を購入しました。


そこから少し時間がたってから、大学の休みを利用して、ついに2か月の自転車の旅に出ることになったのです。


細かなルートはあまり決めず、とりあえず北へ!

完全に自分が嫌がっていた「自分探しの旅」です。

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井原 真吾

人生楽しくなってまいりました。 IT系のお仕事。大企業ながら、オフショアシステム開発拠点の立ち上げから、フロントエンドの開発、サーバーの保守、飛び込み営業、コールセンター立ち上げ、プロモーション、アライアンスなどなど、たくさんの仕事をやらせていただきました。現在はToB系のデータ分析ディレクション

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