大嫌いだった「自分探しの旅」を、今では勧めるようになったきっかけ

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もともと、「自分探しの旅」はすごく嫌いでした。

なんとなく薄気味悪い意識が高そうな響きや、言葉の与える印象がイマイチ。

そもそも「自分なんて見つけるものでは無い、甘えるな!」というのがもともとの「自分探しの旅」に対するイメージで、なんとなくサッカーの中田選手の引退後に対してもあまり良い印象を抱いていませんでした。

旅自体に対しても多少の憧れはあったものの、元が出不精なもので、一人旅なんてしたことも無い状況です。


そんな折、大学時代に某TV局で制作補助のアルバイトをしていたのですが、思わぬ出会いがありました。

当時担当していた番組は硬派な情報番組だったのですが、ある日その番組でとあるおじいさんを特集し、その方の写真を整理する機会をいただいたのです。

そのおじいさんとは、80歳で自転車日本一周を目指した方でした。


「おじいさんが伝えたかったこと」

そのおじいさんは「鎮魂」という言葉を服に書いて、旅をされていました。

旅の途中で会った方の話によると、「僕の若い頃の友人は戦死して、彼らには青春がなかった。僕が彼らの分も青春したい」そんなことをおっしゃっていたそうです。


また、ある民宿で出会った若い方には、夜に一緒に楽しくお酒を飲んでいた時に、途中でいきなり正座をして神妙な面持ちで、


「若い人にお願いです。一歩踏み出す勇気を持ってください」


と、語っていたそうです。

青春がなかった友人たちに向けて、申し訳ない思い。

だからこそ、若い人たちに向けて、青春を謳歌するためにも一歩踏み出す勇気を持って欲しかったのだと思います。


「おじいさんの旅」

おじいさんは、身体に鞭打って自転車で日本中を走り回りました。

途中事故に遭って入院したり、厳しい体調の中でも毎日必死にペダルを回し、ついに約1年かけて日本をほとんどまわりきりました。


いよいよ最終日、ちょうど「ゴールの自宅まであと数十キロ」という最終日、

そのおじいさんはトラックに跳ねられて亡くなられました。

僕の仕事は、そのおじいさんの遺品であった写真の整理だったのです。

読んでよかった
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読みやすい文章で、きっかけとなったエピソードも象徴的です。ただ、初回ではタイトルのキーになっている“自分探し”に繋がる理由には触れておられないため、第二回以降の投稿を期待しています。

人は魅力的な人と出会うことによって、自分自身を見つめなおしたり、その人に触発されて、新しい事を始めたりするものですよね。たとえ、その方がすでに亡くなっていたとしても、心の中で語り合うことはできると信じています。

井原 真吾

人生楽しくなってまいりました。 IT系のお仕事。大企業ながら、オフショアシステム開発拠点の立ち上げから、フロントエンドの開発、サーバーの保守、飛び込み営業、コールセンター立ち上げ、プロモーション、アライアンスなどなど、たくさんの仕事をやらせていただきました。現在はToB系のデータ分析ディレクション

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