「つながる」機能で誰もが安心して運転できる時代を目指して 『ドライブレコーダー+』誕生ストーリー
今や車に欠かせないアイテムのひとつとなったドライブレコーダー。重大な自動車事故や危険なあおり運転が社会問題となったことで、そのニーズはさらに高まっている。
2020年9月からMakuakeにて先行発売し、開始10時間で目標金額を達成するなど、お客様から大変な反響を得た『ドライブレコーダー+(プラス)』は、1か月の先行販売期間で最終的に目標達成率627%(6,276,820円)に達し、この度遂にパイオニアオンラインストアにてサブスクリプションサービスとして提供を開始する(月額1,980円(税抜)~)。
市販市場初の「通信を使って緊急通報できるドライブレコーダー」として登場した本商品は、どのような経緯で生まれたのか。
今回、この商品による新サービス誕生に至るまでのストーリーを担当者自らが語ります。
写真左、マーケティング担当 山浦 敬太郎
写真右、企画担当 吉木 知
キーワードは「つながる」安心
携帯電話があれば話すことや、メッセージを送ることがいつでもすぐにできる時代ですが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で自由に出かけられず、日々の生活が不安になったことで、家族や友人とつながることに安心を感じたのではないでしょうか。我々が独自に行った調査ではドライブ時にも、多くの人が不安を抱えていることが分かりました。
実は、事故やトラブルに巻き込まれてしまった時って、ドライバー自身が対応しなければならないことが意外と多いんです。例えば、自動車保険に加入していても、コールセンターへ連絡する前に状況に応じて警察、消防、救急へドライバー自ら通報しなければなりません。バッテリー上がりやタイヤのパンクで車が動かなくなってしまった時も、自身でロードサービス連絡先を確認して出動要請しなければならない。でも、実際、事故などの予期せぬトラブルに遭遇してしまったら、パニックに陥って冷静な判断ができずに通報が遅れたり、現在地を上手く伝えられない。このようなことは容易に想像できますよね。
「もしもの時にお客様に寄り添える、安心を与えられるサービスを提供したい」という我々の想いから、JAFのロードサービス、日本緊急通報サービスのHELPNETサービスと連携した今回の緊急通報機能が実現したんです。(山浦)
「つながる」機能で多くの人に手軽な安心・安全を
『ドライブレコーダー+』には、3つの「つながる」というコンセプトがあります。
このコンセプトは、 “市販向け”ドライブレコーダーと“業務用”ドライブレコーダーの進化の違いからヒントを得ています。
例えば、業務用ドライブレコーダーや保険の特約サービスは、事故時のサポート体制を始めとした「通信を使って提供できる価値」に力を入れているものが多いですが、一方で、カー用品店などで販売する市販向けのドライブレコーダーは、カメラの数を増やしたり、360度の撮影や高画質モデルなど、「映像を撮る」機能性を向上させるものが次々と打ち出されています。
いずれも、交通トラブルに遭遇した際のサポート機能として非常に重要なものですが、我々が着目したのが「トラブル発生時に即座に安心を提供できる」「事故を未然に防ぐ」サービスがなかなか存在しないということ。この発想から実現したのが、上記にある3つの「つながる安心」です。
①もしもの事態にはトラブル対応のプロに繋がり、現在地や車両の情報は自動で送信されることで得られる安心がベースにあって、②家族にも通報されることで大切な家族の安否をいち早く把握できる安心、そして、③普段の運転を分析して、事故を未然に防ぐための注意喚起をしてもらえる安心がある。この3つの安心は、通信機能をもっているからこそ実現する、『ドライブレコーダー+』の誇る大きな特長です。
もう1つの背景として、高齢ドライバー向けの運転見守りサービスの登場に着目しました。高齢のご家族の運転に不安を覚え、サービスの必要性を認識する一方で、その機能だけのために専用の機材を買うことにはまだためらいがある…。そういった声がまだ多いのだとすれば、今や車には欠かせない存在になりつつあるドライブレコーダーに見守りの要素を加えたら多くの方に喜んで頂けるのではないか?と考えました。
実際、我々が独自に行った調査の中で顕著だったのが、「一緒に暮らす家族の運転に不安を覚えている」という声の多さ。事故予防、緊急通報機能は主にドライバー向けの機能ですが、ドライバーを見守る家族の安心も提供できるのは『ドライブレコーダー+』ならではだと思っています。(山浦)
ドライブレコーダーに先進の安全運転支援システムを
当社の誇るテレマティクスサービスである「Intelligent Pilot(インテリジェントパイロット)」の機能を消費者向け製品として初めて搭載した、という点もこの商品の魅力の1つです。これまでは一部の自動車保険の特約で提供していたものでしたが、より多くの人にこのサービスを使ってほしいという想いから、今回『ドライブレコーダー+』に搭載しました。
事故に遭ってしまう可能性―。車に乗る以上、無くすことはできないものですが、その可能性を限りなくゼロに近づけたい。「交通事故のない未来をつくる」、これは、モビリティ製品やサービスを提供するパイオニアの想いです。
「Intelligent Pilot(インテリジェントパイロット)」は、デジタル地図データと事故多発地点などの膨大なプローブデータを活用したパイオニア独自の技術から生まれたもの。このサービスの強みは、実際の事故多発地点だけでなく、「似たような地形や環境で今後事故が起こる可能性のある地点(事故リスク地点)」まで割り出せること。パイオニアが培ってきたデジタル地図データ情報と分析力があるからこそ実現できる、他社には真似できない機能です。「Intelligent Pilot」が持つ事故発生地点/事故リスク地点の情報と、天候・時間帯などの情報、そしてドライバーの普段の運転傾向から統合的にリスクを分析し、その人にとって本当に危険なときにだけ警告を出すことで、ドライバーの注意力を喚起し、効果的に事故リスクを軽減することができます。毎回同じ場所やシチュエーションで同じ警告を受けていると、ドライバーの注意力はどうしても低下してしまうし、それでは警告の意味がない。ドライバーに「警告慣れ」をさせない、本当に意味のある警告を出せるということが、とても価値のあることだと考えています。
デジタル地図を保持しているという他社にはない強みを最大限活かし、この商品を多くの人に使っていただくことで、今後さらに警告の精度を上げ、個々のユーザーにフィットしたサービスへと価値を向上させていきます。『ドライブレコーダー+』を長く使って頂くことで、ユーザー様の事故リスクを軽減し続けていきたいと考えています。(吉木)
『ドライブレコーダー+』で実現したい“つながる”に込めた安心
個人的に、この商品を手に取っていただきたいと感じているのは「一緒に暮らす家族の運転に不安を感じている」お客様。
というのも、私の家族が事故を起こしてしまった際、「どこに電話すれば良いか」「電話番号がわからない」とパニックに陥ってしまい、その時、すぐに助けてあげられないもどかしさ・不安が非常に大きかったんです。実際、事故に冷静に対処できる人は本当に少数のはずですし、特にあおり運転が増加するこのご時世で、普段の運転に「何かあったらどうしよう」と不安を抱えている人は、そのご家族を含め非常に多いと思っています。事実、Makuakeプロジェクトの中でお客様から頂いた応援コメントの中でも、「家族の保険として購入した」「万が一の安心材料として心強いアイテム」という声が非常に多いのが印象的でした。これまでのドライブレコーダーは、事故が起こった際に、事後処理として録画映像を使った事態の解決に期待するものでしたが、『ドライブレコーダー+』は、事故などの交通トラブルが起こる前、起こったその瞬間や直後の不安に寄り添って、手助けをしたい―。そういう想いで生まれた商品です。
さまざまな不安にかられる人々に安心をもたらすのは、「つながる」ことではないか。家族や信頼できる誰かと「つながる」ことでもたらされる安心を、車を利用するより多くの人に提供していきたい。そんな強い想いが、『ドライブレコーダー+』には込められています。
このように様々な不安に寄り添える商品が、車種や加入している自動車保険を問わずどのような車にも搭載できる。その結果、より多くの人が身近で手軽なサービスとして事故など万が一の際に安心を得られ、同時に『ドライブレコーダー+』を持っていることで日々の運転に少しでも安心感と自信を持って車を利用してほしい。「お守り」であり「見守り」にもなるサービスだと感じていただきたい、これが我々の願いです。(山浦)
【『ドライブレコーダー+』をお使いいただく全てのドライバー様の交通安全を祈念して、高幡不動尊金剛寺でご祈祷を受けてきました】
ドライブレコーダー+について :https://jpn.pioneer/ja/connected_driverecorder/?ad=pr
行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ